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鶏をあじわう香港料理


鶏の芳醇な旨みをあじわう食体験


そんな体験で鮮明に覚えているのは
ここ最近で覚えている限り2度目。


1度目は、韓国で食べた本場の「タッカンマリ」

2度目が、虎ノ門・港式料理 鴻禧(こうき)で食べた「脆皮炸子鶏(クリスピーチキン)」です。


今日はそんな、虎ノ門・港式料理 鴻禧での食体験を書きます。


お肌ツヤツヤの香港人シェフTommyさんが作る
本場香港料理が楽しめるお店。


コースの中で食べられる料理はどれも美味しく、
満足なお皿。

そんな、コースのメイン料理である
「クリスピーチキン」

油が入った大きな中華鍋に
鶏一羽が半身浴、足湯をするところから調理が始まる

最初は背中から油をすくってかけていき、
優しく鶏全身を温めている。

皮の色が最初と比べ、だいぶ香ばしい色になり、
そろそろ出来上がりかと思うと。

油の温度が上がり、
より早いペースで油をジャバジャバかけていく

半身浴から全身シャワーのようになり、
油のじゅわじゅわあという音が店内に響き渡る

そして油のシャワー上がりの鶏を
熱々のうちに、でっかい中華包丁で骨ごと切り分けられていく

あっという間に、切り分けられたクリスピーチキン。

右から背中、もも、むね

背中・もも・むねが1人ずつに取り分けられる。

その後、胃袋に余裕がありそうな方に
他の部位もどうですか?と勧められる。

その日は、他の人がそんなに大食いでなかったのか
色々な部位が追加で配られる。

手羽元・手羽先・せせり(首)も頂いた。
他にもぼんじりなどもあったがそれは食べていない。

どれも本当に美味。
ウーシャンフェン入りのお塩やレモン、XO醬などで楽しめるが、それを使うのを忘れてしまうほどチキンに夢中になる。

個人的なお気に入りだったのは、
背中とむね。

背中は普段あまり食べない部位だが、
とてもしっとりと弾力のある食感と鶏肉の旨みが凝縮された味わいがたまらない。

むねはいつも食べているむね肉とは思ってはいけない。そのギャップにただ驚かされる。それほどジューシーで噛み締めながら天を仰いでしまうような美味さ。


その他の料理も紹介したいが
今回は「鶏の芳醇な旨みをあじわう食体験」ということで、クリスピーチキンを紹介した。


鶏肉丸ごと使った料理って
実はとても感動深い料理だと思う。
(韓国で味わったタッカンマリも近い感覚)

少し早いクリスマス気分を感じたディナーでした。
それでは、また。

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