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日本のマッチングアプリに国際交流を求めてしまった話

タッくんのことを引きずった結果…


タッくんについてはこちら


タッくんとお付き合いしたら、どんな部分で
違いを感じるだろう。
台湾の文化や国民性、宗教観、味付けの好み…
日本人男性とのお付き合いでは気にしない部分も
気になってくるかもしれない。
1週間のやり取りの中で、今後のことを妄想して
あれこれと事前に調べてみたりして。
不安と期待を楽しみながら過ごしていたから
一瞬でその妄想が【無】になった事が悲しかったし
すごく残念だった。

彼にはキッパリ振られたし、復活はありえない。

タッくんが良かった けど…
会ってない段階でも束縛感はあったし
異性との食事でこんなに拗れるのであれば
お付き合いを続けてもきっと大変だっただろう。
そう思って自分を多少無理にでも納得させる。

実は神様は素敵な人と引き合わせてくれたのに
信じきれない私に【引き寄せの法則】が働いて
こんなことになったのかもなって反省もしてた

でももう、タッくんはわたしの人生に現れない。
新しい出会いがあれば、きっとタッくんのことも素敵な思い出になるでしょう!と
新たな出会いのハードルをいつの間にか上げて
またマッチングアプリに挑む。のだが。

一度見た国際交流の夢はわたしの心に強く残り
日本人男性よりも海外の方(特に台湾人)を
つい探してしまうようになっていた。

いないよね。
うん、居ないんです。当然です。ここは日本です。

タッくんは奇跡だったと改めて痛感させられつつ
興味のある人を探すも…やっぱり難しい。

その中で目を引いたのは、目元がクールな男性。
顔立ちがもう日本人とは違う。
出身地はマレーシアとなっていた。中華系かな。
名前が顔文字になっていて挨拶文がない。
住んでいるのは中国県(日本)でわた氏宅からは
めっちゃ遠かった。タッくんより全然遠かった。

年収と身長は高いみたいだけど、童顔系しか周りにいないわたしには大人っぽい顔つき。
日本語話せることにはなってるけど語学力不明。仲良くなれる自信がなく、他に仲良くなれそうな
方を探していた。

でもなかなか興味の湧く人には出会えない。
タッくんとの思い出に浸り反省と後悔するしか
やることがない。(悲しい)

数日経ったとき目元がクールなマレーシア人からなんといいねをもらってしまった。
何回か足跡をつけてしまっていたからかも。
マレーシアからしたら、中部県と中国県なんて
近いものなのか?!とか
仲良くなれる気がしないと思った気持ちとか
あれから何もなく過ぎてしまった数日とか…
何もなくあっという間に半分が終わってしまった夏季休暇とか!!が、色々頭をよぎった。
(この時10連休中予定ほぼナシ)

せっかくだから交流してみようかな?と思い、
マレーシア人のいいねを受けてみることにした。
こののんびりした夏季休暇という時間に、少しの
楽しみができたらいいなと軽い気持ちだった。

マレーシア人のその方は、タッくんの時と同じで日本語でご挨拶をしてくれた。
名前はマーくん。(マレーシア出身だからw仮名)
マーくんはマレーシアと日本のハーフだった。

マーくんからはわりとすぐにLINEで話しましょう
と提案された。

わたしは少し悩んだ。
好きでマッチングしたというよりも興味があって
オッケーした出会いだったので
LINEだとその後が気まずそう…と懸念したから。
だけど、タッくんもLINEで話そうと言っていたし
これは海外のスタンダードなのかもと思い直し
LINEでの会話に移行することにした。

わたしもあまりアプリには慣れていないし、
LINEの方が使いやすいなとつい思ってしまう。
タッくんもそうだったしマーくんも同じだろう。

さて。マーくんとやり取りして分かったこと。
マーくんはハーフだけど、日本に来たのは3年前
ご両親が中国県に住んでいらっしゃるけど
実際は関東県に住んでいるとのことだった。

なんなの、みんな住んでるとこ偽るクセあるの?
国内ならそんなに差がないくらいの気持ち?

会社では技術系最高責任者を任されているらしい
詳細を聞いても、ふんわりした回答しかないけど
守秘義務もあるし日本語も文章は難しいみたい。
まぁ仕方ないのかも知れない。

そして、マーくんのやり取りは丁寧だけど
あまり深く興味が湧かない…
なんだか他人行儀になってしまう。

今は出身であるマレーシアにご両親と旅行中。
ということであんまり邪魔しちゃ悪いと思って
連絡は控えていた。
興味も薄めだったのでちょうど良かった。笑

それと、マーくんは【送信取り消し】が多かった
消す前に一瞬見えた時はわたしの名前が入るだろう場所に【××さん】と書いてあった。
翻訳アプリの影響かなんか?

ちょこちょことやり取りはするものの、いまいち
深く興味が湧かない中、マーくんはお酒だと
ワインとウイスキーが好きだという話になった。
彼は、LINEのアイコンも金持ちアピかなっていう某時計のアイコンだった。
ワインもコレクションをしているらしい。
合わないなと思ったしやり取りが面倒に思えた。
これはいわゆるカエル化現象なんだろう。

わたしのような庶民ではマーくんとは合わないと
思います。素敵な方を見つけてくださいね!
やり取りしていただいてありがとうございましたと、さよならの挨拶を送った。

マーくんはめちゃくちゃ慌てていた。
『なぜ突然そんなことを言うの?
お酒の話をした途端に冷たくなった
昔酒乱の男性に嫌な思いをさせられたから?
わたしは酒乱ではありません』

そうじゃない。お酒に嫌な思い出なんてない。
そんな感じでいまいち乗り切れないのに
お断りもうまくかわされてしまった。
いい顔しぃの気質が出て、きっぱりとさよならが
できなかったのが悪い。
そして、届いたLINEに気が向いたら返信する
そんな日が2日くらい続いた。

彼が日本に戻ってくる日はたまたま気も向き
タイミングもよく、リアルタイムでやり取りした。
少し豪華に見える機内食はどれも美味しくなく、盛り付けられたオレンジが1番美味しかった
と言う彼につい笑ってしまって盛り上がった。
そこでやっと、マーくんとの距離が少し縮まった

マーくんから写メの要求を受けた。
その時にはマッチングアプリからは自身の写真を削除していたので、顔を見たいとの要求だった。
登録した写真ならまぁ。手間もないし。と了承
当然交換条件としてマーくんからも写真をもらう
残念ながら、やはり好みではなかった。笑

だけどマーくんとのやり取りはこれから長く続く

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