どこでもドアきっぷでサイコロの旅7 ようやく観光地!だがサイコロの目は絶対…
門司港はいいところだ。
哀愁なく、適度に観光地化された港町。
年若き男女を多く見かけた。九州の人たちにとってはちょっとしたデートスポットなのだろう。
この橋が降りたあと最初に渡ると永遠に結ばれるらしい。私たちは15番目くらいだった。
門司港レトロと銘打って、大正時代の屋舎や諸々の文化的建物を保存している一方、現代的な建物と共存している。
それなりに見るところがありそうで、観光欲が高まったがしかし、この旅はサイコロの旅……。
私たちは門司港に着くやいなや、泣く泣くサイコロを振った。滞在時間の見込みを決めるためである。
■ マジモジリベンジ 門司港
1:ちょっと戻って 小倉
2:温泉はいれる? 別府
3:ラーメン食べたい 久留米
4:足を伸ばして! 指宿
5:結構戻って 姫路
6:まぁまぁ戻って 倉敷
1〜3なら2時間滞在して、地ビール(門司港ビール)を飲もう、そうじゃなかったら、1時間でビールはお預け。
そういうことに、なった。
うーん、この。
関門海峡何回通ってるんだよ!もういいよ!!とサイコロの旅マスター洋・大泉がボヤきそうな出目である。
姫路か〜、行ったことあるんだよなぁ……と私たちもボヤきつつ、10時37分発折尾行きのボックス席に腰掛けた。