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どこでもドアきっぷでサイコロの旅10 徒然なるOLH尾道

山陽新幹線は山間を走るのか、妙にトンネルが多く、気圧で耳がキンとなる。

日生から尾道に行くには、福山から山陽本線に乗り換える必要がある。西日が強かったからか、既に下げられているブラインドから外を覗くと、夕闇に包まれそうなまろい色合いの街並みが過ぎ去っていく。

尾道の後は宿がある博多に戻ろう、と彼と話して決めた。お互い食にがっついているところがあるので、要するに博多でご飯が食べたいのである。

★★★

尾道に着いた頃にはあたりは真っ暗だった。

事前のネトサフィンでU2という施設がオシャンであることがわかっていたので、そちらにとりあえず向かう。

サイトも今風だ。
https://onomichi-u2.com


尾道も港町なので、海の所為でとにかく暗い。U2は駅から少し離れた場所にあり、「道間違えたかな?」となりかねなかった。

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オシャンな屋舎が唐突に現れた。これかU2。
一見窓枠に見える馬鹿でかいドアが開くとなんかモダンな空間だった。写真を撮るのを忘れてしまうレベルだった。


私たちはクーポン(2000円分。博多に行くと使えなくなる)を使おうと焦っていたので、血眼になって欲しいものを探したが、OLH(オシャレベル・ハイ)で購入あたわず、泣く泣く尾道駅まで引き返した。

だがクーポンが残ってるので、尾道駅前を徘徊する私たち。
だがだが意外に店が、どこも混んでて入りようがなかった。意外に人が多い!

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駅前の商店街。写真だと人がいないように見えるが、建物の中はぎっしりだった。夜だから?


結局2076円(実質76円)の会計をセブンイレブンで済ませ、私たちは尾道を後にした。


尾道。私はあなたの本領をまだ知らない。

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