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ロックンロール黄金伝説35 small faces
ソウルを神棚からひきずりおろすキッズ達 スモールフェイセズ1stの巻
スモールフェイセズは世界で一番最初のハードロックだ。
元来ハードロックはR&Bのディフォルメハード化、いってしまえばソウルのデリケートな部分を無くして衝撃の部分だけを抽出したようなものだがスモールフェイセズの面々はそれのオリジネイターである。
ハンブルパイの頃には完全に黒人にお成りになるマリオットだがこの頃はまだシャカリキシャウターであり白っぽさがちらほら。
ギターも常に力いっぱい。
ソウルミュージック特有の風呂上りっぽい洒脱な感じは無い。(1)
バンドもソウルのアタックの部分だけを執拗に再現する、、、。
なぜ彼らにこういう事ができたかというと彼らに
ソウルへのありがちな忠誠心や劣等感(2) といったものが「皆無」だからだ。
彼らはソウルをきいて俺たちにできるぜ!!という闇雲なパワーだけをもらい、何も恐れる事なくバッカンバッカンやってたに違いない、、、。
それが世界でまれに見る衝撃的な音に昇華したのだからやはり若さプラス才能ってすばらしい!!!
注(1) それが出来ているのはジョージフェイムなど、、。
注(2) エリック某氏を代表とする連綿たるながれ。
(19th.Jun.03)