ロックンロール黄金伝説18 traffic
第18回 ミュージシャン受けトラフィックの巻
ふつうサイケというといわゆるギターソロやエフェクトといった上モノがサウンドの上位を占めることが多く、え?ドラムいたのっ?てのが少なくない。
足腰のしっかりしたサイケバンドはトラフィックにつきる。
スティーブウィンウッドは非常にムラッ気のない職人気質の人で、すべての楽器に味がある。(特にべースが実は最高だ) しかもお顔もキレイでスバラシイ。
あとの3人はかなり裏方っぽいルックスの人たちでデイブメイソンは特に
はずれクジ
のような顔をしている。
クリスウッドのよさは分からないが、ジムキャパルディのドラムはゆるくファンキーでとてもよい(スネアのタメが独特。)
このおっさんはなにをとち狂ったか途中からドラムをやめシンガーになって前にでてくる。
そして非常にうざい&寒いプレイをきかせてくれます。君は天才ドラマーだったのに、、、。
おそらくスティーブウィンウッドはいい人なのだろう。
わりと民主主義なところがこのバンドの渋さ、
いいかえれば曖昧なイメージにつながっている。
(2002/09/02)