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ロックンロール黄金伝説38 ian gomm

「イアンゴムの軽自動車サウンドの巻」

イアンゴム!

そのルックス以外は完全にオーケーなこのとっちゃん坊やはポップなロックをやらせたら天才的。
なんといっても声がイイ。歌がうまい。
ギターもコンパクトでキャッチー!

彼はファーストが有名だが僕は断然セカンドの「ホワットアブロウ」派。

1曲目からばっちりなロックンロール、シティ派(笑)ソウルまで「ポップである事」を軸にいろんなサウンドが楽しめます。

しかもこのアルバムは曲によって二つのバンド、
つまりロックっぽいバンド/ソウルっぽいバンドがそれぞれの得意な曲を演奏していて、しかもそれがとっちらかずに「聞き手が飽きない」方向にむかっていて、まさしく名盤といえるシロモノです。

※こっちはロック風バンドの方。


シティ派ソウル風バンドの方にはハービーフラワーズが参加していてこれまたグルーヴィーで硬質なベースを聴かせてくれます。
カッチョいい!

アルバム製作にからんでるマーティンラシェントはジェネレーションXにおいてもそうですが
クリアな音像のクセにAMラジオ的なパンチのある音、いわばFM/AMサウンド!をつくるのが非常にうまく、このアルバムでも最高にそれがいかされています。

「早い安いうまい」が僕のパブロックの定義ですがこのアルバムこそ「それ」なのでみんな投売りされてるカット盤をひろって一緒にこの名盤を楽しみましょう!
(21st.Aug.03)

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