ロックンロール黄金伝説36 nazz
「いやートッド先輩なめてたっすよ! ナッズの巻」
トッドラングレンは全然好きじゃなかった私。
ムーブフリークのワタシはマルチプレーヤー/ソングライターとしては断然ロイウッドのほうが凄いと思っていた。
あのサムシングエニシングもドラムがキモッ!って感じで頭3曲ぐらいしかもたないのだ。
ナッズもファーストだけは持っていたが、オープンマイアイズだけじゃん!イイの!!とこれまた放って置いた。
そしてある日、原盤オタクのワタシはオープンマイアイズの7インチと出会う。
ヘッドフォンで爆音で聞いて「このバンドーめちゃくちゃすごいんじゃないか?」と少し思い直す。
まあセカンドもチェックすっかなーとライノCD「NAZZ NAZZ」を購入。
ドカーン!!!!!!(僕の心のビッグバン)
こ、このよさはいったいなんなんだーーーーーーーー
この一曲めforget all about itはほんとに未来から降ってきたようなサウンドなのだ。
僕はくやしくてくやしくて100回ぐらいリピートした。(なぜなら僕の頭の中でなってたやりたいサウンドとほぼ近似値だったから、、。)
トッドのコードは徘徊老人的というか、アァおじいちゃんそんなところにいっちゃったの?というような意味不明な動き方をするのでバンドメンバーはさぞやりにくかった事だろう。
じっさい他のメンバー主導のナンバーは凡庸なハードロックが多く時の試練をうけまくりだ。
そしてトッドはポップの魔術師というよりは、非常に実はシンガーソングライター然とした人だと思う。コードがあれだけたくさんなのも言葉のひとつひとつにこの言葉にはこーんな感じの響き、、、。とポツポツあてはめてつくってたからだと夢想する。
resolutionとかまさにそんな曲で怖いくらいにうっとりしちゃう感じです。
あとナッズはみんな美男子なのもいいよねー!
特にドラムの人なんてすげえかっこいいよ!!
あああこがれちゃうなー!!
(4th.Jul.03)
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