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ロックンロール黄金伝説27 frank zappa

「フランクザッパは変態じゃないの巻」

フランクザッパを変態という文脈でわかったようになっているアホな人がいますが、そうじゃないだろうと僕はいいたいわけで。

彼はただジャケが悪趣味なだけであって、ミュージシャンとしてはサービス精神満載のおもしろいおっちゃんにすぎない。

基本的にこの人のつくるメロディって結構構造は単純だと思うしそれの組み合わせが変なだけだと思うよ。

だから子供が聞いたら喜ぶとおもうな〜キャッ!キャッ!なんつって…

だって遊園地みたいだもん。音が。



だから彼の音楽はただ楽しめばいいと思うわけ。

僕が好きなのは「オーバーナイトセンセーション」「アポストロフィ」「ホットラッツ」
「ロキシーアンドエルスウェア」 

といったアルバム群。

まだバンドが人力でがんばっていた頃がやっぱり俺好み。



こういったアルバム以降このひげオヤジはグルーヴ&いわゆる音色/音質といったものからだんだんアナログ的なものを排除していき、一気にダサくなっていってしまうのだが……。その点をかんがみるに、この人はただ自分の頭の中の譜面を具現化したいだけだったんちゃうの?とおもってしまうわけで。

今のプロトゥールスによる切った貼ったの時代に彼が生まれてればもっとストレスなく作業できただろうなーとおせっかいながら想像する。

最後にギタリストとしての彼についてはリズム感が希薄ながら非常におもしろいプレイヤーで脳味噌のツボをポコポコ突かれてるみたいなギターソロが聴いてて楽しい。

(21nd.Jan.03)

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