ポップモノリスの思い出
ポップモノリスを振り返る回です
2016年発売のポップモノリスを振り返りましょう。
当時のブログをまとめました。
まずは、師匠とでもいうべき元ハーモニーグラスのトニーリバースさんからのお褒めの言葉から。
渡来宏明「ポップモノリス」トレーラーを聴いてくれた伝説的ミュージシャンのトニーリバースさんからコメントをもらいました!
Hi Hiroaki,
Headphones on, listening, and very impressed, great sound, great vocals, excellent. Thanks. Dom arigato.
ハイ宏明、
ヘッドホンして聴いたけど、とても感銘を受けたよ。グレートなサウンド、グレートなボーカル。素晴らしいね。どうもありがとう。
tony riversさんが在籍していたharmony grass最大のヒットナンバー move in a little closer
この歌ってるのがトニーリバースさん。こんな人に褒められるなんて感動的ですね!それではback to 2016!
1.制作過程
2012年5月に曲の構成とかをはじめ、クリックをいれだしているので、その頃製作開始としましょうか。
まず一曲目のミュージックって曲がテンポチェンジがあるので自分でクリック組めないというね。※わたしがどれだけローテクかわかるでしょう?
そこで旧友笹岡君が登場します。
自宅に押しかけてクリック作ってもらいました。入ってたガイドのキーボードはリズムがグチャグチャで、弾いた当人の笹岡君が白目をむいていました。
その他のクリックは小林君(1stや2ndのミキサーなどのお友達)おすすめのアイフォンアプリmetronomeを使用しました。
これもローテクなんでヘッドホン端子でHDのMTRにぶち込むというね、、。
そんでクリックをいれたあと、てきとーにギターと仮歌をいれます。気分が乗るとベースもいれます。
これで曲の構成ができたわけです。
いつこの録音する曲があったかというと多分2010-11年頃にはあったんでしょうね。昔過ぎて忘れました、、、、。
2 一発録りも試す
その後自分で全部自分でやるのではなく、一発どり系のも録りたい!となったのか、2013年〜2014にかけてスリーピースバンドで月1で3曲づつ録音というのをやっていました。
メンバーはミントグリーンガール録音の人たちです。
ほんとは順番逆でそのセッションの速報的にミントグリーンガールが出たんですね。
8曲くらいとったかな?
それから取捨選択して今回3曲収録になっています。
さらに2014年にワイカーズのコウダくんをドラムを迎えたバラどりもしつつ、並行して自分のドラムも録ったんだと思います。
やっぱり曲によってドラムのあう、合わないあるんでね。結果自分も含め3人使えたのはよかったですね。
3ギターのよもやま
前回のアルバムのときは自分の中で国産ギターブーム&なぜかハムバッカーを克服する!っていう狂ったテーマがありまして。リズムでハム使ってるの多いんですよね。
まあはっきり言ってハムは向いてないので今回はあっさりシングルに鞍替え。
しかもビンテージギターが大好きになってしまった今回のアルバム、ポップモノリスの裏テーマは、、、
なるべく60年代のアメリカ製ギターを使う!というこれまた狂った内容。
ビンテージとしてはお手頃なムスタングが大活躍な一枚になりました。
まあでも日本製の楽器+podだった前回に比べるとほぼUSAビンテージ+マイクどりの今回では立体感が違う気がしますね。
音の。
また、完全にわたしが指弾きになったのもなにかの作用をしているでしょう。
使った楽器はCDにほぼ全部クレジットされてるので、マニアな人はお楽しみに。
4ドラムのよもやま
ご存知の通り、私はドラムが大好きでして。
とくに録音した頃はJBに傾倒しまして。ジャボとクライドの教則ビデオなどみて色々研究したのです。
まあ全然出来てない気もするが、自分で叩く曲は
ちょっとはファンキーな風味もでたのではないかなと。
そんで私はストレートなエイトより、パターンものとか、ハネものの方が断然得意。
ロックっぽいのはゲストに任せるって感じになりました。
そういやファーストのころはミックウォーラーになりたかったんですわ。
ロッドソロのドラムの人ね。
そんで今回曲によってはダブルドラムも試してます。
自分×2人ね。
ELOっぽいタムの響きになるんですわ。
※テンダーボーイズなどで聴けます
5ベースのよもやま
んで、ベースで使ったのはヘフナーのバイオリンベースとミュージックマスターベースのみです。
ヘフナーのは太い音で。永ちゃんとおなじバーブレイドのピックアップのやつで。
物凄いパワーがあるのが特徴。
大体これで弾いてるのかな?
セッション終わりの方はミュージックマスターベースが沢山使われました。
フラットワウンド使うと普通のベースらしい低音がでてきます。
ピックアップはストラト用らしいんですがね。太すぎなくて逆にいいです。
いつもの爪をピックみたいに使う奏法と、たまに親指だけで弾いてます。
この低域はなかなかだせないでしょう。
ベースが一番外人ぽいですからね。わたし。
6 MIXなどの思い出
さて、アルバム仕上げの話。
2015年9末から 2016年2月までミックスをしていたようです。
その連絡方法は懐かしのBBS!
BBSタイトルは「楽しいテニスサークル」
検索不可能なんでほぼプライベート空間になるわけです。
ミックス担当はワイカーズに引き続き、コウダくん。
実際月一の顔合わせミックスと、BBSによる細かい指図、また思いつきによる追加トラック等、良く付き合ってくれました。
このアルバムの一番の功労者でしょう。
自分じゃ絶対嫌だね!こんな仕事!!
みんなー!コウダ君に拍手!!!
そんで私好みの音は自然な、エフェクトなしの素の音なんで、良さがみんなに伝わるかな~?と思っていたんですが…。音がいい!といってくださる方もいて安心しました。
2枚組なんで疲れない感じにしようと思いましたが、どうですかね。
真剣に聴くと疲れるけど流し聴きもできなくはない感じに落ち着いたかなと。
7 作者による一口解説
じっくり解説はまたいつかやるとして、
一口解説をやってみます。
1ミュージック
コーラスまみれのテンポチェンジある
ソフトロック
2合図交わして
偏差値の高いピストルズ+コーラスたくさん。
3天使の集うラブシーン
シンプルなリズムのハモンドいりバラード
4光る空
変拍子ハードロック
5愛に焦がれて
フーっぽいサウンドのポップ
6ポップモノリス
ジョニースミス意識のギターインスト
7シューティングスター
ソフトマシーンのジャズい感じに
サンタナギター
8家族会議
ラバーソウル70s
9 8/31
不思議なコードのアコギポップ
10サタデイフィーリング
ホワイトアルバムのアイウィルみたいな
立ち位置。
その2
11ロッキンハイスクール
キンクスのヤル気ない感じをめざしたけどヤル気少し出てしまった。
12みんなのミュージック
一発どりのマッコイズ意識ね
13君になりたい
最新曲。ムーブっぽいリズム。
14ファンタジーブルース
もちろんピーターグリーン。すこしジャズギター
15アイミスユー
4声くらいある催眠系リズムのビーチボーイズ。転調しまくる。
16走り出す始発
12弦でストロークする後期フーみたいなパワーポップ
17カモン
あやしい系のフリークビートっぽい曲
18青春通り
得意の童貞ポップ。
19テンダーボーイズ
推し曲。魂を解放するようなアウトロソロ。
20too many lovesongs
サウンド的にはオハイオエキスプレスなのですけど、わかんねぇだろうな〜