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ロックンロール黄金伝説44 cool&the gang
「クールアンドザ●ャングとおもわず伏字の巻」
クールアンドザギャングはJBやスライには存在するある種の知的さといったものが100%ない理想的なファンクバンドです。
以下想像。
『いやーとにかく「オ●ン●」したいっぺーどうすればいいだか?』
『それにはバンドやってモテルしかないだっぺ』
『それは名案だっぺ!』
『でも俺たち詩なんか恥ずかしくて書けないっぺ』
『インストでいいだっぺ』
『それもノレルヤツがいいだっぺな』
とまあこんな感じにはじまったのではないのかと。
彼らの音は程よいテキトーさかげんでいっぱいです。
チューニングは?だし、リズムもいいかげん。
でもなぜかファンキーなのです。
ヤリたいだけの悪ガキが楽器をもったら結構出来ちゃった系です。
だからヘッドフォンで聴いてるとだんだん家で聞いてるのがバカらしくなります。
とにかく分析不可ですし、しまいにはレコードをフリスビーにして遊びたくなります。
でも、でもですよ、彼らのDeーLite時代の音はかなり圧倒的なヌケのよさを誇っています。
このヌケというランキングだとかなりの世界レベルだと思います。
いわゆるパーティやディスコなどの喧騒渦巻く中、重要な事は「聴こえる事」に他なりません。
悪ガキたちもおのずと磨かれてったのでしょうな。
(10th.Oct.03)