ロックンロール黄金伝説42 joni mitchel
「ルーツのみえないジョ二ミッチェルの巻」
この人との出会いはワイト島フェスティバルの映画で、でした。
ロック兄ちゃんたちの中でアコギを持った彼女は異彩を放っていました。
アルヴィンリーのアゴのあとに彼女のホオ骨がキラリ!
ぼくはまず彼女のそのツラにまずインパクトを受けました。
そして彼女は明らかに変則チューニングのギターで「ビッグイエロータクシー」という曲を披露しました。
彼女の声はまるでフルートです。
吹き抜ける風のようなサウンドは、汚ったねぇワイト島を少しだけキレイにしました。
まずこの人は「あーこういう音楽が好きなんだろうなー」とは微塵も感じさせないとこがすごいです。
だんだんフュージョン化してく中期は僕的にはアレでして、天才はうす塩に限ると思う僕は彼女の弾き語りにこそ新しいフィーリングがいっぱいだと断言したいですね。
オススメは「レディースオブキャニオン」です。
少ない音数でこれだけ新鮮な響きを聞かせられる人がいるでしょうか?
使ってる楽器だけでフォークといわれるのは実にあほらしいです。
彼女は6本の弦だけで未来を表現できた天才としてその範疇を超えています。
(6th.Oct.03)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?