見出し画像

Boeing737MAX見て感じたこと

9月2日、成田 ⇔ 釜山 線が約2年8ヵ月ぶりに運航を再開しました。

ここで導入されたのが737MAX8!!!

日本の航空会社はまだ導入していない機体だけあって珍しく見てきました。

ボーイング737MAX8

1.737MAXの特徴

この機体の特徴をざっくり紹介すると、先が二つに分かれた羽(ウィングレット)とギザギザとしたエンジンです。

ボーイング・ジャパンより

ウィングレットは、アドバンスドテクノロジーウィングレットを採用。

エンジンンカバーのギザギザは、シェブロンノズルと言われている騒音抑制に効果があるものになっています。

エンジンはCFMインターナショナル製LEAP-1Bエンジンを採用、前よりちょっとエンジンが大きくなりました。

このエンジンの大きさが後から紹介する事故にも関係しています。

機種の詳細は ↓↓


2.運航停止になった事故について

 実はこの機種、過去に2回墜落事故を起こしているのです。。。
 
就航してから17か月後
 ・2018年10月29日ライオン・エア610便 乗客乗員189名全員が死亡

610便の墜落事故から5ヶ月半後
 ・2019年3月10日エチオピア航空302便 乗客乗員157名全員が死亡

どちらの事故もMCAS(Maneuvering Characteristics Augmentation System)の誤作動によるものでした。

説明すると長くなるので、詳しく知りたい方は wikipedia かネットフリックスをご覧ください ↓↓

ネットフリックの『地に落ちた信頼』はかなり面白いです。

3.思ったこと

2020年11月、この機種は運航を再開しました。

過去の事故、ボーイング社について知った上で、改めて機体を見て思うことは、よく飛んでるなということです。(皮肉ではないです)

数年前に2機墜落しているこの機種が目の前を飛んでるのがとても不思議な感じでした。

システムが更新され問題ないといわれているが、パイロットや客室乗務員は多少の不安があるだろうなと。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?