あくまでもイメージで出演回数ランキングをつくる·その2(さんまのお笑い向上委員会編)
さんまのお笑い向上委員会は、2015年からフジテレビ系列で放送されている、明石家さんまの冠番組である。筆者はすぐに終わると思っていたのだが、放送回数は300回を超え、27時間テレビにも参加するなど、人気番組となっている。
今回は、司会の明石家さんまとアシスタントを務めるアナウンサーは除外して、どの芸人が多く出演しているのかランキングを作ってみようと思う。前回のロンドンハーツ同様、あくまでもイメージなので、実際のランキングとは違うだろう。そこを加味してほしい。
1位 土田晃之
土田はそんなに喋ることもなく、閉店シャッターにも参加することなく、向上委員会内では影が薄いイメージだ。しかし、初回の放送から2020年の最後の放送まで265回連続で出演している。2021年以降は全く出演はないが、ずっと下段の一番右に座っているイメージから、堂々の1位となった。
2位 今田耕司
向上委員会では、下段の一番左の席、つまりはさんまに一番近い席は「キャプテン席」と呼ばれる。そのキャプテン席に一番多く座っているイメージがあるのが今田だ。
3位 飯尾和樹
閉店シャッターで欠かすことのできないのが、飯尾の存在である。OA率が2割代と意外に低いのも、飯尾の出演が多い証拠だろう。「女編集長」シリーズや「家に帰ってきて靴の脱ぎ方で誰が帰ってきたか分かる人」シリーズなど面白いシリーズを多く残すのが飯尾の魅力だ。
4位 堀内健
ホリケンもまた閉店シャッター戦士である。蛍原徹との「ホトシュール」や今田との「バーミヤンズ」などで多くの笑いを生み出している。
5位 中川家
いつもひな壇の上段に座り、「でも、ホンマはアカンなんで!」や「教習所コント」など多くの「定食」を提供する中川家の2人が5位にランクインした。
6位 蛍原徹
6位で「ホトシュール」でホリケンの相方となる蛍原だ。コンビ時代から出演し、宮迫博之の謹慎後もさんまのイジりに耐える蛍原が見事6位にランクインした。
7位 岩井ジョニ男
7位は初代モニター横芸人のジョニ男である。ギャラ無しのモニター横から正規メンバーに昇格し、爪痕を残し続け、平野ノラ、サンシャイン池崎、かねきよ勝則、しゅんしゅんクリニックP、バッドナイス常田、サツマカワRPGなど多くの後継を生んだ功績も大きい。
8位 陣内智則
向上委員会名物の「それ、ワシなないかい!」定食や、バービーとキスするくだりなど、飯尾や中川家ほどではないが、定番のくだりを作る陣内が8位となった。
9位 加藤歩
9位は「魔王」こと、ザブングル加藤である。だいたい、愛のクレーム芸人として登場し、めちゃくちゃにして帰っていく。
10位 やす子
女芸人で最も多く出演しているイメージがあるのが、やす子である。最近はほぼ毎回出演し、フジモンが苦手なのでお馴染みである。だが、やす子がテレビに出るようになったのは、ここ1年で、やす子が芸人になるかなり前からこの番組はあるので、トップ10には入らないはずである。しかし、イメージで10位になった。
こうして見ると、案外ちゃんとしたランキングが出来上がってしまったので、向上委員会のWikipediaから、意外にも出演経験のある芸人を何人か書いて終わろうと思う。
福田彩乃
ペンギンズ
平井"ファラオ"光
小坂なおみ
渡辺直美
は行で始まる人と下の名前が「ナオミ」の人で偏った。