【簿記】知識のアップグレード②~固定資産・繰延資産編~
こんにちは
安田です
前回は簿記の項目の「流動資産」についてお伝えしました
振り返りは、ぜひこちらから↓↓
今回は「固定資産と繰延資産」についてお伝えします
流動資産との違いは長期で保有している資産です
ここでいう長期とは1年以上を指します
「固定」なので建物や土地などが当てはまります
他にも社用の車や機械設備、備品、工具などが
固定資産として表記されます
固定資産には「減価償却(げんかしょうきゃく)」という処理もしないといけません
4つの漢字って難しそうで
なんだか中二心くすぐられますよね笑
ただ、減価償却は奥が深い!
簡単に言うとモノの価値は年々落ちるよ〜ということです
そういうものがあるんだな〜と思ってもらったら大丈夫です
また別でまとめますね!
余談ですが
動物園を経営している会社は
ライオンやペンギンなどの動物も「固定資産」に含まれます
なんだか動物が資産って変な感じですね
固定資産は企業に長期的な資源をもたらすもの
売ったら高額になるようなもの
として捉えてもらったら大丈夫です!
聞き馴染みがない繰延資産
繰延資産(くりのべ)と読みます
もう繰り延べるって単語がそもそも日常生活で使うことはないですよね笑
繰延資産は更に3つに分けられます
開業費
試験研究費
開発費
『費』って書いてあるのに資産なの?
と思われた方
僕と話が合いそうです笑
そうなんです
〇〇費って書いてあると費用かな〜
と思うんですが
開業費、試験研究費、開発費は資産に区分されます
ワケ分かんないと思いますが、大丈夫です!
50個以上ある費用の項目で3つだけ
特殊なのがいるな〜と思ってもらったら
繰延資産は莫大なお金がかかったものを
長期に分けて資産として計上しようというものです
→ん?
そんなことしていいの?と思いますよね
ルールのもとで認められています
分かりやすいのは「広告費」ですね
CMとかポスター、チラシなどって
莫大なお金がかかります
芸能人とか有名な人を広告に使うと
人に寄っては億単位のお金が動くとか!
では企業からしたら
そんな莫大なお金を広告宣伝として費用にしたら
めっちゃ赤字になりますよね!
広告の効果ってすぐには出ないので
売上げはない、けど費用はめっちゃある
利益でなーい!経営くるし〜
ってなっちゃいます
なのでルールのもと
広告宣伝の費用を一時的に分割して「開発費」として
資産に含めていいですよ
というものがあります
優しい世界ですね✨
(ルールは割愛します)
ただ、なんでもかんでも
開発費に含めるぞー!ってして良いわけではないので
気を付けてください
僕は簿記の勉強をしているとき
あれ?こういうことしたら会社儲かるんじゃね?
と色々と考えていましたが
バッチリと会計のルールで
禁止事項として決められていました笑
今回は固定資産と繰延資産についてお伝えしました
資産って奥が深いので
また気になる方はご自身でもインプットしてみてくださいね〜
最後までは読んでいただき
ありがとうございます
安田
繰延資産の参考文献