司法試験民法H25答案構成
上が初見の答案構成
下が趣旨等を見て書いたものです
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・良かった点
書面性が問題となると気づいた
要件事実的に考えられた
債務不履行で考えられた
履行補助者にも気づいた
必要費償還請求に気づいた
・悪かった点
賃借人が善管注意義務を負うか自信を持てなかった
履行補助者の過失がどう組み込まれるかあやふやだった(履行補助者の利用が予定されているか、予定されているとして履行補助者の過失のリスクをどちらが負うことが通常か)
必要費償還請求の要件を三段論法であてはめるべきだった
相殺を認めるべきと思いながらも判例にあてはめると相殺できないなぁと思ってしまった(判例の事案と本件の差異を何とか見つけ出すべき←本件では保証金と必要費償還請求権という違いの性質を考えるとよかった)
相殺を認めたとして相殺の要件を書かなければいけないとまでは考えていなかった
必要費償還請求権と賃料支払義務が同時履行であることには気づかなかった(相殺禁止なのでは?という部分で使いうる)
・感想
基礎問で見た
当たり障りのないことしか書けなさそう
判例との差異を見つけるのが苦手かもしれない
いろんな事案に触れるしかないか