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チーム担任制について

  今、全国でチーム担任制の導入を行っている学校が増えてきている。チーム担任制というのは、これまでのように1人がクラス担任を受け持つのではなく、複数人で担任を受け持ち、情報を共通しながら複数の目できめ細かく児童生徒を支援するというものである。チーム担任制にすることで、教員側も担任同士が休暇を取りやすくなったり、1人で問題を抱えたりすることが避けられるなどのメリットがある。自分が勤務している学校はまだ導入していないが、隣の市では導入している学校もある。その学校で働いている教員に話を聞くと、働き方改革の一助になっていると感じる一方、合唱コンクールなどのクラス対抗の学校行事では、これまでよりクラスの思いが軽減したとの声もあった。一部の教員では、当事者意識やモチベーションの低下に繋がっているのではないかと思われる。保護者や児童生徒はどう思っているのだろうか。話を聞く機会がないので、分からないが当然賛否両論があることだろう。これから先の教育は、どのような形が良いのだろうか。もちろん、絶対解はないと思う。1人1人が、考えていかなければいけないし、考えるきっかけになればいいと思う。

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