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DV化による働き方改革の期待の危うさ

 今日のAIの進化に伴って、業務が効率化したり短時間で作業できたりすることが可能になった。この傾向はますます進んでいくと予想されていて、人間はより創造的でクリエイティブな業務に仕事の時間を費やすことができることが期待されている。学校現場でも同じようにDX化が進んでいる。業務が効率化することで勤務時間が減り、働き方改革に繋がっていくのではないかという期待もある。確かに、一定の効果はあり、自分自身もそれを実感することができている。しかし、業務が効率化することだけで勤務時間が減るという単純な問題ではないと考える。生徒間もトラブルや保護者対応では、実際に相手の話を聞いたり、説明したりすることを望まれる。それには、多分な時間がかかる場合もある。また、ICTを使うことができるようになるための勉強する時間も新たに必要になることも考えられる。
DX化に反対しているわけではなく、私自身も今後必要になっていく技術だと考えている。しかし、それで働き方改革に繋がり学校現場の救世主との過度な期待をするのは、ちょっと違うのではないかと考えている。並行して、部活動の地域移行や学校現場が担当しなければ業務の精選もしなければいけないと考える。

 ここまで、読んでいただきありがとうございます。

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