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サトウ日記/1年経って成長しました!

こんにちは。サトウ日記の担当の佐藤です。
今回は、私が面接をした人を追いかけるシリーズの福島陽さんを紹介します。
福島さん、配属されて1年を迎えました!!
どれだけ成長したのか、話を聞くのが楽しみです。

迫る完成。忙しい日々

―お久しぶりです。まずは今の建物の状況や福島さんの担当について教えてください
現在、携わっている建物は12階建てなのですが、建物の骨組みはできあがっています。コンクリートが、まだ10階の床くらいまでしかできていないので、11、12階、屋上と進めていく形です。私はこれまで鉄筋の仕事だったのですが、最近担当が変わり、外装の担当になっています。

コンクリートを打つ作業(写真はイメージです)

―外装というと??
建物の外側の部分です。建物の壁やガラス、サッシも外装にあたります。実際に取り付け作業を行う職人さんや資材の手配を行うのが今の私の仕事です。

―お仕事の状況はどうですか
めちゃくちゃ忙しいです(笑)。階数が増えてくると、入ってくる職人さんがすごく多くてなって、それに加えて資材も増えてくる。毎日スケジュールがぎちぎちです。

―やることが多くなって、忙しそうですね。例えばどんなことをするのですか
壁を貼ってくれる職人さんたちが仕事をしやすいように、資材の置き場所を作ったり、下に人がいたら作業が進まないので人の配置を調整したり、突発的に起こる困りごとの解決もしますね。スケジュールは3週間先くらいまで決まっているのですが、場合によってはその日に職人さんに掛け合いスケジュールの調整をして、搬入時間を変更することもあります。

忙しさの中にも充実した雰囲気のある福島さん

コミュニケーションが取れるようになり仕事がスムーズに

―スケジュールが詰まっていても、突発的な仕事はたくさんありそうですね
ありますね。決まっている仕事としては工程を記録するための写真撮影などがあるんですけれど、その他に予定になかったことをすることは多いです。この前も窓ガラスのサッシを壁にはめ込む作業を職人さんにお願いしようとしていたら、はめ込む場所に本来貼り付けるはずのない耐火被膜という綿のようなものが吹き付けられていたので、別の業者さんに削ってもらう指示出しを行いました。

―そういったイレギュラーな仕事は初めからうまく対処できたんでしょうか
いえ。全然初めはできませんでした。現場の人間関係や、誰に何を頼めばいいのか、環境自体に全く付いていけなくて、仕事が思うようにできていなかったんです。特に職人さんとのコミュニケーションに結構ビビッてました。建設業界のコミュニケーションの取り方があるんですよね。職人さんは無駄なことはしゃべらない人が多いし、働いたら働いた分だけお給料になるので、自分の仕事以外はしないし。仕事と休憩もちゃんと切り分けている人が多いんですよ。でも、どうしても休憩の時に仕事の事を聞かなきゃいけないこともある。そんな話しかけにくい状況でのやりとりがとてもしんどくて。

―それはつらかったですね
あの頃は本当につらかったです。上司や先輩の指示のもと仕事をこなそうと思うけれど、誰に聞けばいいかわからない。それなのに仕事はどんどんやってくる・・・・・。つらくて泣いてしまうこともありました。今は忙しさもあり、悩んでいる時間もないんですけどね!正確に仕事がわかってきて、この材料はこの職人さんが担当だなとか、工事の全体像がわかっているので仕事がしやすくなりました。

声をかけてもらうことが増えた

―なんだか、自信も出てきた雰囲気があります。とても成長された感じです!
最近、ほめられることもめちゃくちゃ多くなっています。特に職人さんから言われるとうれしいですね。周りからちょっと怖がられている職長※さんから言ってもらうことも増えました。でも別の意図があるんじゃないかと思って、ちょっと怖いんですけどね(笑)。

※職長・・さまざまな職人さんを取りまとめるリーダー的役割

現場ではこのような雰囲気でコミュニケーションがとられているのかも(写真はイメージです)

―それはうれしいですね!どんなふうに言ってもらえたんですか
直接、そういうことを言う人ではないので他の人から、『Iさんがおまえのことめっちゃほめてるよ』と聞きます。配属先の方からも、「仕事の仕方が安定している」と言われますね。

―安定しているってどういうことでしょう
現場のことをきちんと見ることができていて、細かな仕事も頼みやすいよってよく言われるので、そういうことだと思います。現場の状況を把握できるようになったから、工事の流れも俯瞰して見られるようになりました。資材の置き場に困っているときとか、「余っている場所、知らない?」と真っ先に聞かれたりしますね。

任される仕事も増えてきた

―頼られていますね。他にも任される仕事は増えてきましたか
そうですね。まだまだ先輩に聞いてやることは多いですけれど、最近では熱中症ハウスの解体の管理を任されました。夏の現場は暑くて、避難する場所がないので、冷房が完備されていて、飲み物も自由に飲める休憩所をプレハブで作っていたのです。秋になって必要なくなったので、解体の管理を任されました。

―すごいですね!!
解体の管理なんて、慣れている人からしたら結構簡単かもしれません。建物の解体、冷蔵庫や電気設備、水道など、何から順番に搬出するのか。それを普段の工事のスケジュールに、邪魔にならないよう調整しながら進めました。解体の車を入れる調整、業者さんの調整、結構苦労したんですけれど、無事に終わることができました。

搬出、資材の撤去などに伴う管理には、さまざまな調整が必要(写真はイメージです)

―現場監督になった気分かもしれませんね
そうですね。自分で段取りして、解体するためにいろんな人がチームとしてみんなで一つの仕事に関わってくれて終わったときは、ものすごく達成感を感じられました。今は、職長会という安全衛生の問題点などを話し合う会議のリーダーも任されています。

知識を身に付け、次の現場で生かす

―いろんな役割を任されて、これからももっと活躍できそうですね。改めて、配属から1年経ったわけですけど、気持ちの変化はありますか。
配属されたばかりのころは、やる気がないわけじゃないのに、頑張る方向性や頑張り方が分からなくて、仕事も嫌だな、向いていないなと思う日々が続いていました。でも今は知識も増え、現場にも慣れたことで、職人さんがちゃんと動いてくれて、仕事を進めるのが大分楽になり、成長を感じています。

―次に携わってみたい建物ってありますか
大きな建物に携わりたいと思っていたこともありましたが、今は現在のような中規模な建物に携わり続けたいと思っています。大きな建物ですと、関わる職人さんが固定されてしまうことが多いみたいで、今の私みたいに、鉄骨、鉄筋、外装とさまざまな担当になることは難しいみたいです。だから今後も知識を付けていくためには、今くらいの規模の仕事ができればいいなと思っています。もうすぐこの建物は完成しますが、今の所長さんのことも尊敬しているので、次の現場でも一緒にできたらいいなと思っています。あくまで自分の希望ですけれどね!

これからの成長を期待しています!

取材中には何度か先輩や職人さんから電話がありました。福島さんならわかるだろうと思って電話をかけてきているようで、本当に頼られているのだなと感じました。1年前は仕事が正確にできるのか。と不安そうな雰囲気を抱えていた福島さんですが、仕事が充実していることが見て取れました。完成まであと少しです。そのころにはまたもっと成長した福島さんを見ることができるでしょう。とても楽しみです。



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