【デッキ】相手を焼き尽くすスポーツマンシップの欠片もないウサギさん
こんにちは。
炎の2進化(御三家)大好きオジサンのわっとです。
皆さん、先日発売された「白銀のランス」「漆黒のガイスト」の開封結果はいかがだったでしょうか。
自分は1箱ずつ(定期便)購入したら、どちらもSR以上2枚箱でどちらもUR入りということでとても強かったのですが、その後追加した、各15パックずつ+ジャンボパックの結果はその反動からかとても残念でした…
そして全体を通して白馬も黒馬もバドレックスが全然揃いませんでした…
そんな中、今回のパックで自分が楽しみにしていたのが「エースバーン」(いちげき)です。
「エースバーン」について
特性「かじばのパワー」
相手に取られたサイド1枚につき、技のダメージが30増える特性です。
サポート「カリンの信念」と組み合わせると、相手に取られたサイド1枚につき+50ダメージ。
「いちげきエネルギー」も入れると、容易にVMAXを一撃で倒すことのできる強特性です。
技「ひのたまシュート」
素で技を出すと150ダメージという微妙なライン。
しかしながら、前述の特性「かじばのパワー」のおかげで、どんどんダメージが上がるため、微妙さを感じさせない技になっています。
あと「次の番技が使えない」というデメリットがありますが、自分はこれをよく忘れます(倒される前提で技を撃つこともあり)。
総評
2進化ということもあり場に出しにくいポケモンであるため安定性には欠けますが、準備に時間がかかるデメリットを特性がカバーしている面もあり、V/VMAX相手には(順調に場に出せれば)わりと戦えるポケモンかなと思います。
反面、非ルール主体のデッキ相手だと、先にサイドを取られると追い抜くのが難しくなる可能性があります。
また、同じ2進化の炎ポケモンだと「リザードン」(特性「たけるとうき」「バトルセンス」)がありますが、「エースバーン」のほうが高ダメージを出すハードルが低めな印象です。
(ハードルは低くとも「サイドを取られている」という状況の重さはあります)
技のダメージライン
下記ラインを念頭に、攻めていくタイミングを考える。(高HPを2回かけて倒していくかなども含め)
相手サイド6枚
150ダメージ+20(いちげきエネルギー)
→ 「デデンネGX」、主な非ルールポケモン
相手サイド5枚
180ダメージ → 「クロバットV」
+40(いちげきエネルギー/カリンの信念)
→ 主なポケモンV
相手サイド4枚
210ダメージ+20(いちげきエネルギー)
→ 主なポケモンV
+40(カリンの信念)
→ TAG TEAM GX(アルセウス&ディアルガ&パルキアGX除く)
相手サイド3枚
240ダメージ+80(いちげきエネルギー/カリンの信念)
→ HP並のVMAX
デッキについて
ひとまず今回作ったのが次のような形。
今回デッキを考えるにあたり、「リザードンとデッキをそのままエースバーンに変えればいいんじゃね」というところからスタートしています。
というのも、序盤は「カビゴン」の特性「くいだめ」を利用して、必要なカードを手札に集めるスタイルですが、仮にこの「カビゴン」が倒されたとしても、こちらの「エースバーン」の技のダメージ増加につながります。
相手次第で、「サイドを何枚取られたところから攻めるべきか」は変わりますが、「とりあえず」で出せる「カビゴン」はとても使いやすいと思います。
また、「いちげき」の「エースバーン」のため、前述のサポート「カリンの信念」が使えることから、その他の「いちげき」のサポート「アスナ」や「シバ」も採用し、グッズ「おむかえちょうちん」を入れる構築にしてみました。
「シバ」は効果としては微妙な印象があったのですが、実際使ってみたところだと、
・ 序盤は4枚引いたあと「くいだめ」で補充できる
・ 「カビゴン」を出せなくなってからは7枚引ける状況が多いので(捨てたくないカードの多い2進化デッキにおいては)強力な手札リフレッシュとして使える
という使いやすさがありました。そのため、わりと悪くない選択だったかなと思っています。
(現状だと「アスナ」が活きるデッキと戦っていないので、これが有効かどうかがまだ分からない…)
上にダメージラインをまとめて思ったところとしては、微妙な「残り10」を補助できるカードはあっても良さそうですね。
あと、後半に「オドリドリGX」「デデンネGX」の2匹が倒されて負けるのは避けたいので、出すタイミングに注意したり、何なら「しまめぐりのあかし」もありかもしれません。
また、このデッキは例によって、様々な対策を放棄した形になっているので、環境や個人の好みに応じてカスタマイズしがいがあると思います。(要は丸投げ)
最後に
現状、水タイプが強化されてきている環境において、炎の立ち位置は今後微妙になっていくのかもしれませんが、(次のレギュレーション変更で「溶接工」や「巨大なカマド」などがなくなり)それでも新たな炎タイプのデッキを模索し続けていきたいと思う炎大好きオジサンでした。
とりあえず、このスポーツマンシップに全く則らずに顔面にボール叩き込むウサギさんをぜひ使ってあげてください!
以上