ひょう疽の経過
現在絶賛治療中のひょう疽の経過を記録しておこうと思います。左手の人差し指が今回感染し、治療することになりました。
※6/6を持って完治、終診となりました。読んでくれた皆さんありがとうございます。大変励まされました。
⚠️この先 治療中の指の画像が出てきます。傷や血が苦手な人は閲覧しないようにしてください⚠️
12/22
爪の下に0.5mmも無い程度の紫斑を確認。押すと痛い。この時は爪下血腫ではないかと考えていました。原因は不明ですが動きがガサツなため手をぶつける行動があった可能性は大です。
12/24
痛みが引かない、また爪下血腫なら爪を穿刺して血を出せば疼痛が軽減されると聞き、初めての皮膚科Aへ受診しました。結果として「うーんわかんない!霜焼けかな?😅」と言われユベラを処方されました。あまり指を診てる感じもなく話も聞いてくれず、恥ずかしい気持ちでさっさと帰りました。
12/26
指が明らかに腫れてきていました。爪の下の小さい紫斑にプラスして白っぽい膿らしきものが爪を圧迫しているし、第1関節までが赤くパンパンに腫れてきている。明らかに感染じゃんね。夜勤明けにそのまま皮膚科Bへ行きました。
「霜焼け、にしては他の手は温かいですね。冷え性ですか?」「経過は分かりませんが今の状態から考えて“化膿性爪囲炎”だと考えられます。治療は抗生剤と塗り薬を出しましょう」「もう少し黄色に膿が腫れてきていたら切開の適応なのですが、今切開しても出血するだけであまり効果は無いので今回はしない方向にしようと思います」
と、言うことで皮膚科Bは大当たりでした。抗生剤と、塗り薬のゲンタシンを貰い帰宅。飲み忘れせず内服。
12/28
あれ〜〜??? よくならない。黄色っぽい膿らしきものが指先と爪の右側にできてて、これは皮膚科Bで言っていた「切開」の適応かな、と思いました。ですがもう年末で皮膚科Bはやっておらず私は勤務だったため勤務している病院の皮膚科を受診。
「あ〜〜これはもう“ひょう疽”だね。刺します」
あれよあれよと18Gの針でブスッと刺されます。2箇所刺され激痛ですが、膿が出てきませんでした。
「出ないか〜、じゃあ切開になるので手外科か形成外科かに連絡してみますか」
その場で打診してくれ、無事形成外科で切開決定。麻酔を打たれ2箇所メスで切られ、ペアンでパカパカされながら膿を引き出し生食でジャバジャバ洗われました。麻酔で全然痛くない。そのまま膿が出来ってない可能性もあるということでペンローズドレーンを1cm程度留置。手にもドレーンって留置できるんだ〜!、と大興奮。ガーゼと包帯でぐるぐるに巻かれてその日は早退。明日から6日間処置のために病院来てねと言われます。新たな抗生剤とロキソニンをゲットし帰宅。
12/29
まだまだ激痛。9時に処置を受けに病院へ、ここでは生食でジャバジャバ洗ってガーゼと包帯を巻き直してくれました。
12/30
ドレーン抜去しました! あとはジャバジャバ洗って包帯巻き直し。明日は来なくていいとの事だったので、次回は1/1に受診です。
12/31
大晦日ですね。本日は家で処置しました。泡で洗って、新しいガーゼにゲンタシン塗布して、包帯巻直しです。若干腫れがおさまってる気もするし、膿はまだまたまありそうな気もします。
1/1
あけおめワクワク受診日。白い膿が明らかに溜まってるので「切開したい感じですよね」って言ってたら「切開します」になりました。麻酔かけて元の傷をひとつ開けたのと、新たに爪の下を切開しました。先生曰く「指の中するっと針が入ったので脂肪が解けてると思います」とのこと。細菌こわいぜ。
1/2
本日もワクワク受診。「傷が閉じちゃうと膿が出ないんですよね」、こちらも生きてるのでそれはそうなんですね。麻酔なしで元々の切開した部分に柔らかい管通して生食でジャバジャバあらうのですが、死ぬほど痛かったです。泣き叫びました。「明日から麻酔でやりましょうか。中を綺麗に洗浄しておきたいので」 それもっと早く気づいてくれよな!
本日から夕方も洗って欲しいとのリクエスト。「傷が閉じないように膿を出すように洗って欲しいです」無茶言うじゃんね。なんとか押し出し血と膿が出ましたが血圧がさがってフェードアウトしかけたのでやめました。
1/3
本日は麻酔ありの処置でした。注射は痛いが、洗われてる時は痛くない。「気兼ねなく洗浄できていいですね!」と先生も良さを実感してくれたみたいで嬉しいです。痛みがないのもつかの間、麻酔が切れてきた13時頃から激痛でNRS8。動物に噛まれたか、誰かに足で踏まれたかのような痛み。心配ですね。
1/4
特に進展はありません。病院にいき、麻酔! 傷を開く! 膿及び血を出す! 生食でジャブジャブ指の中まで洗う! そして麻酔が切れるとマジ痛い。仕事は明日診断書を貰い病休にしてもらう方針に決まりました。
※生食=生理食塩水です。お刺身とかのことでは無いです、分かりにくくてすみません。
1/5
本日は年始4日間見てくれた先生とは違う先生でした。お休みかオペかな? 「膿は減ってそうだから良くなるんじゃないんですかね〜」と聞きちょっと嬉しい。診断書を書いてもらいたいですと頼むと、「どうとでも書けるけどなんて書かれたい?」「アワ……患部安静、2週間的な?」「オッケーです」。3週間にしてくれました。処置内容は変わらないので割愛します。
1/6
やることは一緒です。毎日通院。医師「土日はちょっとおうちで処置して貰ってもいいですか?流水で、つけた塗り薬が落ちる程度に洗ってもらって」。ふ〜ん優しいじゃんな。1/1-1/4までの先生には「膿を出すつもりで」言われてましたね。あと今までゲンタマイシンのみだったのが、ポビドンヨードゲルも混ぜて使うようになりました。
1/7
朝と夕の2回洗ってます。爪の左下に膿があるので、指の下から少しずつ抑えると、流水に乗って膿がチロチロ流れていく。面白いのでどんどん押したり、果てには膿の部分をそっと押してみたら激痛でした。こんな処置は終わりです、終わり。
1/10
数日空きましたが昨日と本日は病院での処置でした。本日は新年から1/4まで診てくれていた先生で、「数日ぶりに見るとかなり熱感減っていて、良くなってると思いますよ」とのことでした。現在爪左下から膿が出ており、他も切開跡も18Gで穴を開けて確認してくれましたが爪左下以外からは膿も出ていなく感染徴候はおさまってる雰囲気です。やったね!
1/11
爪抜きました。「悪くなってるわけじゃないけど劇的に良くなってないよね」という流れで、抜きました。麻酔かけたので変な感じがするだけで痛くはなかった。麻酔が切れたら痛かった。上の写真の爪が見納めということになります。鈴木先生の新たな爪にご期待ください。夕方家での処置もなくていいとの事で写真もありません。ついでに、爪の下の膿の培養を出しレントゲンをとり、MRIの予約も入れました。骨髄炎になってないかが不安だそう。
1/12
みなさんお待たせしました、待望の爪無しの指です。とりあえず通院し、麻酔をかけ生食で洗って日々処置されています。またレントゲンでの異常は無いということでした。つまりヤバい骨髄炎では無さそうという感じです。夕方家でも処置しましたが、痛いのとグロいのでヒャーヒャーー言ってしまいました。明日から家での処置無しでいいですか?
1/13
本日も病院で処置でした。母も連れて面談をし、一応このままマジでやばいと指の切断とかね、そういうのもあるかもです、今見てる感じでは大丈夫なんですけど、みたいな話を母にも聞いてもらいました。そして麻酔無しで、爪のない指をメチョメチョ洗い、「絶対に他人に触られてはいけないところ」を触られる不快さと普通に痛さでバタ足しました。土日は自宅処置です。
1/14
朝の処置しました! 張り付かないガーゼ、デルマエイドを使用してるので、サラッと剥がしてヌルッと流水で洗いイソジンゲル塗布しました。私の勝ちなようですね。痛みはかなり減っていて、多分爪を剥がしたところの粘膜のようなものにカバーというか、若干の皮膚というか、そういうのが出来てきたみたいです。イソジンゲルがちょっと染みますね。
1/15
書くことなし!
1/16
受診しました、「良くなっています!」との事だったので明日から仕事に復帰する予定です。やったね! あと包帯も取れました。まだ爪は見えてきません。痛みはちょっとジンジンする程度です。
1/18
指の上の方の皮がペロンと剥けて、皮膚の赤ちゃんが出てきました。痛みはなしです。
1/17
仕事復帰。
1/25
骨髄炎の可能性あるため予約していたMRIへ。指を切り刻まれるビート感で宇宙船のようでした。
1/30
先生「MRIで何かあったら連絡しますね〜何も無かったら連絡しない方針で〜」、電話が来ました。骨が光っているそうです。骨髄炎の疑いがあるかもとのこと。
2/6
受診日。先生「骨が光っているけど、指自体は綺麗になってます。他の先生とも話したけど様子見で、1ヶ月後にもう1回MRI撮りましょう」とのこと。
2/22
再MRI。夜勤明けにウトウトしながらの撮影で、「指動いてるよ!」と怒られました。
2/28
受診日。先生「MRI、1か月前と比べて良くなってるね。3ヶ月後受診とかで、それで良かったら終わりにしましょう。」私「ヤターーー!!!」いぇーい。
6/6
3ヶ月ぶりの受診です。年度が変わったため、初めましての先生に「あ〜大丈夫そうですけど、一応レントゲン撮っておきますか?」「もし取りたかったらいつでも受診してください。」とのことで、本日を持ちましてひょう疽、終診となります。ご愛読のほどありがとうございました。皆様も指の感染はお気をつけください☝️
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