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【妊娠記録】初めての妊婦健診

前回の受診で妊娠届をもらったので、11週目に市役所に母子手帳をもらいに行った。

妊娠届と合わせて必要な書類を書いた後、助産師さんから軽いヒアリングがあったんだけど、最初の数分間は、夫は席を外すように言われた。

夫の前だと言いにくいことがある人もいるかもしれないので(DVされてるとか)、妊婦だけで話を聞かれる時間があると聞いたことがあったので、これが噂の…!という気分になる。

助産師さんは夫の育休の予定や他に手助けをしてくれる親族がいないか、里帰りはするのか、なにか不安なことがないかなどを細かく聞き取って、母子手帳やこれからの妊婦健診や産後の流れ、市の支援制度などを説明してくれた。

量が多くて頭がパンクしそうだったので夫についてきてもらってよかったと思った。諸手続きについては、ぜひ自分事として取り組んでほしい。

引越予定がないのであれば、妊婦健診の補助券全てに氏名等の必要事項を予め書いておくように言われたので、家に帰って記入したんだけど、なかなかの枚数で地味に大変だった。途中で飽きて、半分は夫に書いてもらった。

12週に入ってから、助成券を使っての初めての妊婦健診に行った。体重測定、血圧、尿検査は毎回で、初回は血液検査もあった。

土曜日だったけど、早めの時間の受診だったからか、(不妊治療クリニックで待たされすぎて耐性ができているだけかもしれないが)そこまで待たずに診察へ。

久々の受診なので中の人が生きているか心配で緊張したけど(前回の流産がちょっとしたトラウマになっているので、今後の検診では毎回緊張すると思う)、エコーに映された中の人は元気そうに手足をバタバタさせていて安心した。

まるで泳いでいるように動く中の人を見て、可愛いいな、と愛おしく思う気持ちと同時に、いよいよ動きが人間らしくなってきた、私のお腹には本当に人間が入っているんだな、という自覚が芽生えてきた。

先生はその後も首の後ろの浮腫みの有無であったり、鼻の骨がきちんとあるかであったり、頭の大きさが正常の範囲内かなど、中の人の様子をあらゆる角度から確認してくれた。

これはこの時期に超音波検査でわかる、いわゆるダウン症の特徴がわかる項目だ。私が通う産婦人科の先生は胎児ドックができるような超音波検査士の資格を持っているようでもなかったし、ここで問題がなかったからといって、障害がある子が産まれてこないとも限らないわけだけど、今のところは気になる所見はなく、中の人が元気に育っているという事実は少しだけ私を安心させた。心音も確認してもらい、血液の逆流がないことも確認できた。

少しデリケートな話だけど、この時期、私は出生前診断をするかどうか迷っていた。生命の選別だという意見もある一方で、実際にその家庭が障害のある子を育てられる環境にあるかという現実的な問題もある。どちらが正しくてどちらが間違っているという類のものではなく、どの選択も尊重されるべきだとは思うけれど、いざ自分が選択する立場になってみると、非常に悩んだ。

採卵したのは30代前半の早いうちだが、全く可能性がないわけではないし、20代で出産するよりはリスクは高い。検査を受けるべきか、受けないべきか、とても迷ったけど、今回の受診で12週の壁を乗り越えて元気に動いている中の人の姿を見て、もう受けなくてもいいかな、という気持ちになった。今はとにかく元気に育っていってほしい。

会計は助成券のおかげで、非常に安く済んだ。助成券があっても数千円の手出しがあることもある、と聞いて少し身構えていたのでほっとした。もしかしたら今後いろいろな検査をしたらそういうことがあるのかもしれないけれど、少なくとも毎回ではなさそうだ。

つわりは10週〜11週はそんなに変わらず。ちょっとましになったかな、と思いきや急に気持ち悪くなったりでなかなか終わらない。匂いづわりは少しましになったかも…?

つわりが早めに終わる人もいると聞いてうらやましい気持ちになったり、中期になっても続く人もいるという記事を見て震えたりしていた。今、自分は後者じゃないかと思ってびくびくしている。

次の健診は1カ月後。長い。2週間くらいで診てほしいよ…

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