矯正を始めた理由①
一言で「歯並びに問題がある」と言ってもさまざまだと思いますが、わたしの場合は、歯がガタついているタイプです。
昔から、「歯並びがよくないな〜」程度には感じていました。
なぜかというと、永久歯に生えそろう時期に、生え変わるであろう八重歯がしばらく生えてこなかったのです。期間は覚えていませんが生えてこなかった八重歯はやがて歯茎の上の方から生えてきました。
その時はさほどショックではなく、「あ〜変なところから生えてきちゃったな」程度にしか思っていませんでした。友達が矯正していても、「大変そうだな」「痛そうだな」などと完全に他人事に思っていました。
中学生の時もそこまで気にしておらず、歯を見せて笑っていました。この頃はあまり歯の中心もずれていなかったというのもあると思います。
気になり始めたのは高校生の時です。オーストラリアに留学する機会があったのですが、周りの友達が驚くほどに矯正器具をつけていたのです。そして、日常の中で歯並びの話をよくしていました。わたしは矯正器具をつけた女の子たちが、「この歯が引っ込んでいるのが気になるのよね〜」などと話をしているのを聞いて、「え?これだけなのに?」などと内心思い、完璧な歯並びを追求することに驚きました。
このオーストラリアでの生活によって、自分の歯並びが気になるようになり、あまり写真で歯を見せて笑えなくなってしまいました。
今まで友達に歯並びのことを指摘されたことはあまりなかったのですが、オーストラリアから帰国後、日本で友達に「一本しか前歯がない人初めて見た」と言われた時もとてもショックでした。正中がズレていることを認識させられました。今までそんなにズレていなかったこともあり、歯並びが悪化していることもショックでした。
このような経験で、少しずつ歯並びに嫌気がさすようになり、矯正したいなあと思うようになったものの、後回しになっていました。