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[アメリカ学部留学]留学先で発見した面白いエピソード集 ➁

こんにちは。現在アメリカで約3カ月過ごした私がここは日本と違うと思ったことを紹介するシリーズ第二弾です。第三弾の冒頭でも同じことを書きますが、最後の方は”面白い“方向が、“interesting”であり、”funny”ではありませんが、ご容赦下さい。
それにしても、ここにいるだけで特別感があって、何もしていない日々も心は充実しています。正直あと6カ月で帰国は信じられないです。

・授業終了5分前くらいになるとソワソワしがち
→学生の多くが先生に圧力を加えるかのように、授業終了5分前くらいになると、荷物を片付け始めます。よって時間ピッタリに終わることが基本です。先生によっては、どうしてもgiveaway(授業のここだけは抑えてというポイント)を最後に言いたいときに”Hold on(待って)”と何度も言って、授業時間を少しだけ延期することもあります。

・食事を大量にとって大量に残す無計画な学生多い
→私は学生食堂を利用しているのですが、多くの学生が多めに取って、なぜかろくに食べないで結構な量を残飯として献上しています。フードロスの走りはどこか分かりませんが、それがアメリカなら目を覆いたくなりますね。自分が見ているアメリカのフードロスは日本のそれより酷い気がします。根拠は一切ありません。

・この地域には蒸し暑さがない。
→私のいる地域は、湿度が高いわけでも乾燥しているわけでもないので、外に出て過ごしやすいと思います。ただ、日本と比べていかんせん温度の変動が激しいし、冬も日の入りが早すぎるので、まあどっこいどっこいです。個人的に日本の夏が大嫌いなので、少なくともこちらの方が好印象です。

・地震がない
→最高。日本にいた時は、自分が貧乏ゆすりしてんだか、軽微な地震が来たんだか分からないくらい地震を経験しましたが、こっちに来てから一度も揺れを経験していないです。日本は南海トラフなどのリスクも警鐘されているので、地震が来ると余震で大きいのが来るんじゃないかと常に怯えていた自分がいましたね。

・大麻(weed)
→アメリカを語る上で避けては通れないです。主に吸うタイプとedible(食用)の2タイプがあります。ただ、日本人が持つ"大麻"と聞いて想像するイメージとこちらのweedの持つ響きは大分違います。タバコ、酒に並ぶ嗜好品の1つくらいのイメージです。"薬物"のイメージはdrugの方が明らかに適切。嗜好品と医療用としての大麻があって、前者は合法か違法かのルールが州によって異なります。ホームパーティーに参加すれば、結構多くの人が吸ってます。現地の友達曰く私の住んでいる地域では、違法な物と合法な物との線引きがモノによって際どいらしいですが、実態としては皆ガン無視です。何か大きいイベントがあれば、皆が外で堂々と吸っています。警察にバレても多分big dealにはならないよと言ってました。ちょっと深堀しますが、予てから私の中でweedやdrugと貧困には相関があると思っていた(素人が直観で因果まで語るのは一線を越えている問題なので、そこは差し控えます。)のですが、確信に変わりました。昼夜問わず市内のtransit(交通機関)に乗ると、結構な確率で車内にweedの匂いが充満しています。大抵は、黒人の集団が男女問わずふかしているのですが、装いや道具を見ると、一目で社会のシステムで拾い切れていない層だと分かります。これは嘲笑する意図ではなく、第三弾の格差の項でも後述しますが、教育などを十分に受けていない層の縮図です。


・マスクをつけている人はほぼいない
→マスクの着用は”個人の選択”です。よって、多くの人がマスクをしていないです。日本から来た初日はマスクをしていない自分や皆に違和感を覚えましたが、2日も経てば何でマスクしてたんだろ?となりました。特に日本は蒸し暑いので、苦行でしかなかったです。ただ、私は医学の知識がないので、マスクを着けておくだけでコ○ナ感染の確率下がるならハッピーと思い着けていました。また、日本の文化で自らマスクを付けないということは、何か相当の強い意思があるとの烙印を押されかれないので、そんな面倒を引き受けるリスクとマスクを着けておくだけでこれらから生じる面倒事を回避できる喜びを天秤にかけた時に、後者の方が良いなと思い着けていました。話が脱線しましたが、医療従事者の方や何らかの持病がある人やそれを予防したい人はマスクを着けています。個人の選択であることを皆が承知しているので、あからさまに咳き込んでいたりしない限り、マスクを着けていることで奇異の目で見られることはほぼないと思います。因みに私はmold(カビ)騒動があった時はマスクをつけながら咳き込んで授業に参加していて、振り返ると我ながら本当に害悪だったと思います。

・お洒落な洋服を着て大学に来る人ほぼいない
→ありがたし。私が陰キャすぎるんですが、私が日本で所属している大学のまるでファッションショーのような雰囲気が心の底から嫌いでした。偏見でしかないけど、彼らは授業の予復習より洋服の選択により時間を消費してるのではないかと今も疑って止まない。こっちでは自分の好んでいた洋服棚を開けた瞬間に目の前にあった服を取るスタイルが合致して、皆テキトーな服なので最高。しかも男女問わず、そんな感じです。ファッションについて疎すぎるのもあるんですが、ダメージ(?)的なやつを着ている人は見たことないです。私はあれを着てる人見るとどこかで喧嘩したか、派手にすっ転んだの?と思っていました。(それを着こせない陰キャの妬みです。)


・お洒落なバッグ、装飾品を身に着けている人もほぼおらず、皆リュック
→これも至高。日本にいるときはリュックがダサくて手提げ袋がイケてる的なコスパ重視の私にとっては気持ち悪い謎の価値観が充満していましたが、こっちは男女問わず多くの人がスポーツメーカーや大学のロゴが入った普通のリュックを着用しています。大学に来る如きで、趣味で身に着けている人は除いて赤の他人に自分の価値を間接的に装飾品で誇示しようとする多くの思考が止まった連中を心の底から軽蔑していたので、大学構内を歩いてその感情が消えただけで晴れやかな気持ちです。こちらもひょっとするとお洒落なものを使いこなせている方々への嫉妬から生じた逆張り感情かもです。

・中国人の人口の多さを実感。基本どの講義にもいる。
→中国人は日本人の約10倍の人口を誇りますが、ここアメリカでもその多さを実感します。私が履修しているどの講義にも必ず1人は中国人がいます。特にESL(English as a Second Language)では、20人弱いるうちの6人以外は全て中国人です。規模の大きさをここアメリカでも実感しています。

・中国人はレベルの上下が激しい。
→これは批判でも何でもなく知り合いの中国人3人に聞いた結果として皆が口を揃えて言っていた事実に過ぎないので、書きます。中国は非常に国内の競争力が高く、留学を志願する人口も非常に多いそうです。そのため、アメリカには主に2つのタイプの中国人が来るそうです。1つ目のタイプは中国の名門大学にも行ける能力はあったが、敢えてアメリカに身を置き、アメリカでも対等ないしアメリカ人をも出し抜くほどのハングリーかつ超が付くほど有能な人材です。彼らは、同じアジア人として私が想像できないほどハイスぺックです。何でも大学入学時点でアイビーリーグに入る学力がある層はTOEFLを最低でも110点は取っていないと、中国国内の競争に勝てないそうです。正直、英語の出来は、中央値、平均値どちらを取っても日本より中国の方が段違いに高いと思います。一方で、2つ目のタイプは、中国の競争で脱落したから、親の財力を使ってキャリアを立て直すためにアメリカに半ば逃げてきた層です。こちらは中々残酷ですよ。ESLの授業にいる中国人の大半はこんな感じです。なぜそれが分かるかというと、休み時間だけでなく授業中も永遠に中国語で会話していて、かつグループワークで話を振っても中国語でゴニョニョ相談されてから、ようやく英語で答えが返ってくるし、何よりもこちらで会う人には人種を問わず感じる「こいつやるな!」という気持ちを面白いほど彼らにだけは感じないからです。私がゴミ英語を話していることも少なからず原因なのでしょうが、それを差し引いても毎回のように中国語で談合されたら気分は良くないし、課題をちゃんとやらないので、彼らのmakeupが好きではない。友達曰く、彼らは何のモチベーションもなくてアメリカに来ているから、多人種と英語を使って関わるモチベーションもなく仕方がないとのこと。何か残酷ですね。中国やアメリカは稀有な一部の天才ばかり目立って取り上げられますけど、過度な競争の結果は燃え尽きや脱落を生みます。

・試験を除いて基本ボールペンしか使わない
→謎文化です。多くの人が紙でメモを取るとき青もしくは黒ペンを使っていますが、その合理性が理解できない。訂正するときは、その上から書くわけなので、ぐちゃぐちゃ。ノートなんて後から見て所有者さえ読めればどんな体裁でも良いと思いますが、本当に読めてるのか?と疑問に思っています。私は意図がよく理解できないので、普通にシャープペンシルを使っています。

・基本字が汚い
→皆パソコンを開いてGoogle Documentでノートを取るので、字を書いた時の汚さには驚きました。私は日本にいた時は字が汚い部類に属していたと思いますが、こっちでは体感値ですがdecentくらいですよ。

第二弾はこんな感じです。特段要望はなかったですが、勝手に書きました。私の投稿なんてそんなもん。まだ書きたいネタの半分くらいしか書いていないので、字数を考慮して一旦ここで切って後日第三弾を投稿したいと思います。

コメントやアメリカの何かについて興味があって投稿して欲しいなど何でもお待ちしております。あと、フォローもしてくれたら喜びます!


それでは!




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