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留学先大学での授業が始まる

こんにちは。今日から留学先大学での授業が始まったので、ここ最近の出来事なども含めて色々なことを書いていきたいと思います。

ここ最近の出来事:前回の投稿から4,5日しか間が開いていないと思いますが、この間に色々考えることがありました。それは、どんな民族の系統の人と"深く"仲良くなりたいかを考えるべきだということです。こちらではあいさつのようにSNSを交換するような毎日であることは前回紹介しましたが、どう深く人間関係を築いていくかは考えなければならないと思います。なぜなら、こちらでは多様性と言われつつも結局は同じ人種(白人は白人、アジア系はアジア系)とつるんでいることが圧倒的に多いからです。英語を上達させたり、深い会話をするには、私のような英語が下手な人間はステップを踏むべきだと思いました。先日、新入生向けのイベントの一環で学内探検のようなイベントがあったのですが、そこではイギリス人の女性はアメリカ人の女性と固まってずっと話していて中々輪に入るのが難しい状況でした。また、たまたまですがオランダからの留学生が多く、彼女らは最初固まって行動していました。しかし、オランダからの留学生は皆揃って英語が流暢でしたが、第1言語ではないので、私が下手なことに対する理解を示してくれて忍耐強く会話をさせてくれました。この出来事から学んだことは、英語が下手なうちは英語ネイティブではなく、第一言語ではないが英語が流暢に話せる留学生と特に仲良くなれるように頑張ろうと思いました。そこから慣れと訓練で英語の能力が上達したら、もっとネイティブスピーカーにも積極的に絡みにいこうと戦略を切り替えました。もっとも、昨日もブラジル人からの正規留学生と半日買い物に行く機会に恵まれました。彼はとても英語が上手く日本の文化にもとても造詣が深いので、本当に有り難い存在です。彼は18歳にして、ポルトガル語、ドイツ語、英語を流暢に話せて、線形代数なども一通りは分かるといったことを言っていたので、格の違いを認識したとともに、自分の中の秀でたものを更に伸ばしていきたいと強く思いました。

食事について:学期が始まってから使える食事プランに契約しているので、全く自炊せずとも困っていません。契約当初は高い食事代だなと思いましたが、施設はとてつもなく大きく、料理もジャンクフードなどで溢れているわけではなく健康増進の助けとなるメニューが多く、いい意味で予想を覆されています。今学期は職員が足りず出来ないそうですが、以前は学期間中は食堂が24時間が空いていたようで、勉強が多忙なアメリカの大学ならではの融通の利き具合だなと感心しました。そのため、運動量に気を遣えれば、少なくともとんでもない体重増加などはないのかなと。

授業について:最初は履修のシステム全般に慣れておらず、先着順のコース登録に漏れてしまった講座も多々ありますが、一応は自分の中で納得のできるような講座になったと思います。アメリカや所属大学のビザの規定で1学期で12単位を修得出来ないと、ビザが失効(事実上の強制帰国)してしまうので、語学などで固めるか激しく迷っていますが、挑戦してみたいことがあるので控えめにしようかなと思っています。私は日本にいた頃は統計学、計量経済学、ミクロ経済学を含む派生学問分野に興味を持って勉強をしていました。こちらでは、とりわけ実践的なデータ分析の勉強に挑戦してみたいと思います。まともにRなどの本格的なソフトウェアを触ったことが無いので、統計の理論の勉強と同時に集中的に勉強出来たらなと考えています。

また、ずっと日本にいた頃にかじってみたいなと思いつつも学べなかったことを基礎から留学先大学で学んでみたいと思っています。それはスポーツマネジメントです。私は大学に入るまで統計学とスポーツマネジメントをやりたいなと思っていました。結果的に経済学部に入ったので統計の学習に力を入れることとなり、すっかり意識の外にありましたが、向き・不向きやそもそもどんな学問かをしっかり理解するために、留学を機に履修してみたいとの思いが再燃しました。基礎のクラスは何とか滑り込みで登録できたのですが、junior向け(日本で言う大学3年生)の授業はmajorやprerequisiteの関係で登録出来ませんでした。しかし、数人の教授にメールを送ったところその中の1人の方が受講許可を出してくださったので、晴れて履修できることとなり、非常に楽しみにしています。

毎回、学期前は履修が上手くいくと舞い上がるものですが、いざ学期が始まると難易度、想像と現実とのギャップ、自らの努力不足による不振、モチベーションの低下など様々な問題に直面してきました。今回はそれに加えて語学の障壁があり、生半可ではいかないことは承知しています。しかし、それは周りにいる留学生も同じだと思います。私はそれに加えて語学や頭が弱いということを自認しているので、とにかく努力するのみなのかなと思っています。こんなことを書けているうちはまだ良いですが、何度も逃げ出したくなる瞬間は訪れるのだと思います。よくSNSで見る(自分もそれっぽい雰囲気を出している)キラキラした風の留学生活なんて遊びか観光で来ていない限りごく僅かで、多くは無力感やフラストレーションに向き合う時間だと思います。少なくとも、勉強に対峙するということはそうあるべきだと思っている節がありますが。

でもその度にいつかは笑い話になるということ、わざわざ異国の地に何をしに来たのかを考えて、気を紛らわせたいと思います。

いつかこの記録簿で、英語で落とし込んだ概念をアウトプットできるように約4カ月の勉強を頑張ります。定期的に投稿できるかは分かりませんが、今後も短くても何かしら投稿して行きたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは!

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