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【MD】シンクロン デッキレシピ 展開例
個人的なメモも兼ねて。
この手の記事を書くのは初めてで、足りない部分や読みづらい部分、見づらい部分など多々あるかもしれませんが、気が付いたときにはなるべく修正しますのでご容赦ください。
デッキレシピ

メインデッキの空きは1枠、EXデッキは2枠空きがあります。ただ、空いた枠に入れるものによっては固定枠も入れ替わりがあります(スタダやフォーミュラなど)。これについては後ほど。
初動は大きく分けて3パターンありますが、細部が異なるだけで大筋は同じです。
-サンプルレシピ

空いた枠に採用する候補についての詳細は後述しますが、ひとまず例として載せておきます。
スターダスト・ドラゴンoutスクラップ・ドラゴンin、空いた枠にナチュル・ビーストとアーケティス、シンクロ・ランブルをin。展開後の盤面をより強固にするための構築で、トップ画の盤面まで基本的には一本道です。ナチュビの代わりにアーケティスを置く選択肢もあります。
初動
初動はジャンク・スピーダーS召喚直前の盤面まで。
大きく分けて、スターダスト・シンクロンと☆1で出すルート、アクセル・シンクロンと☆1で出すルート、ジャンク・シンクロンで出すルートの3つです。
ns:通常召喚
ss:特殊召喚
ef:効果
ch:チェーン
A.スターダスト・シンクロン+ポプルス
初動でスターダスト・シンクロンの効果を消費するルート。
1.ポプルスns、原罪宝サーチ
2.スタシンef、ポプルスリリースしてss、スタシンefで光来サーチ
3.ポプルスef、ポプルスを魔法罠ゾーンに置く
4.原罪宝ef、ポプルスコストで非チューナー☆1ss
4では手札にジェットがなければエクセルssしてジェットサーチが丸い(後でコンバーターのコストにできるため)。
[または、手札にγがあるなら]
1.ポプルスns、原罪宝サーチ
2.原罪宝ef、ポプルスコストでサラマンダーss
3.サラマンダーefでサーペントss、サーペントefでサラマンダーss
4.スタシンef、サーペントリリースしてss、スタシンefで光来サーチ
原罪宝へのうららを釣ってγで受ける場合はこちら。
B.スターダスト・シンクロン+TG ロケット・サラマンダー
初動でスターダスト・シンクロンの効果を消費するルート。
1.サラマンダーns
2.サラマンダーefでサーペントss、サーペントefでサラマンダーss
3.スタシンef、サーペントリリースしてss、efで光来サーチ
C.エクセル
ジェット・シンクロンを2枚使用するルート。
1.エクセルns、efでポプルスサーチ
2.ポプルスefでss、原罪宝サーチ
3.原罪宝ef、ポプルス(エクセル)コストでサラマンダーss
4.サラマンダーefでサーペントss
5.サーペントefでサラマンダーss
6.サーペントとサラマンダーでアクセルss
7.アクセルefでジェットA墓地、☆4に下げる
D.ディアベルスター
ジェット・シンクロンを2枚使用するルート。
1.ディアベルスターefでss、ss時efで原罪宝セット
2.原罪宝efでディアベルスターコストにエクセルss
3.エクセルefでサラマンダーサーチ
4.サラマンダーns
5.サラマンダーefで自身をコストにサーペントss、サーペントefでサラマンダーss
6.サーペント+サラマンダーでアクセルss
7.アクセルefでジェットAをコストに☆4に下げる
E.コンバーター+チューナー
ジャンク・シンクロンを2枚使用するルート。
1.コンバーターef、チューナーコストでジャンクロンサーチ
2.ジャンクロンns、efでコンバーターss
基本展開(ジャンク・スピーダーS召喚以降)
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A. B.
1.スタシン+☆1でスピーダーss
2.スピーダーefでジェット、アサルト、レボシン、スタシン、ホイールss
3.レボシン+スピーダーでスタダss
4.光来発動、想い集いし竜をデッキトップ
5.アサルト+スタダでディスパテルss
6.想い集いし竜ドロー、efでss、更にefでヴルムss
7.スタシン+ヴルムでライブラss
8.ヴルムefでss
9.ジェット+ヴルムでフォーミュラss、efでch1ライブラch2フォーミュラch3ジェット、コンバーターサーチして2ドロー
10.想い集いし竜+ディスパテルでSセイヴァースターss(ライブラ1ドロー)
11.コンバーターef、ジャンクロンサーチ
12.ホイールefでジャンクロンns
13.ジャンクロンefでコンバーターss
14.ジャンクロン+コンバーターでガーデンローズss(ライブラ1ドロー)
15.コンバーターefでアサルトss
16.フォーミュラ+ライブラ+ガーデンローズでグレブラss
17.ガーデンローズefディスパテルss
18.ディスパテルefガーデンローズss
19.ホイール+ガーデンローズでバロネスss
20.アサルト+ディスパテルで赤き竜ss
21.赤き竜efグレブラ対象、コズブレss
C. D.
大筋はA.B.と同じ。ただし、このルートのみジェット・シンクロンを2つ使うため、もし初手で1枚素引きした場合はどこかのタイミングで光来から出すことになる。
AとBでは使えない別ルートで展開すると最終盤面で赤き竜の代わりにナチュルシンクロを出す選択肢が生まれる。詳しくはその他採用候補の項目で。
[C及びDで使えるディスパテルの効果を一度目に使用するための別ルート]
1.アクセル+☆1でスピーダーss
2.スピーダーefでジェットB、アサルト、レボシン、スタシン、ホイールss、スタシンefで光来サーチ
3.レボシン+スピーダーでスタダss
4.光来発動、デッキトップに想い集いし竜5.アサルト+スタダでディスパテル、光来ef1ドロー
6.想い集いし竜efでss、ヴルムss
7.スタシン+ヴルムでライブラss
8.ヴルムefでss
9.ジェット+ヴルムでフォーミュラss、efでコンバーターサーチして2ドロー
10.ディスパテルefヴルムss
11.想い集いし竜+ディスパテルでSセイヴァースターss(ライブラ1ドロー)、光来efチューナーss
12.スタシンef、チューナーコストにss
13.スタシン+ヴルムでガーデンローズss(ライブラ1ドロー)
14.フォーミュラ+ライブラ+ガーデンローズでグレブラss
15.コンバーターefジャンクロンサーチ
16.ホイールefジャンクロンns
17.ジャンクロンefコンバーターss
18.ジャンクロン+コンバーター+ホイールでバロネスss
19.コンバーターefフォーミュラss
20.ガーデンローズefディスパテルss
21.フォーミュラ+ディスパテルで赤き竜ss
22.赤き竜efでコズブレss
E.
コンバーター始動は展開中にコンバーターを使わないため、スピーダーss時にコンバーターでうらら等に対する蓋ができるほか、シンクロンの欠損を埋めることができる。基本展開でアクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴンを使うのはこのルートだけ。
1.ジャンクロン+コンバーターでスピーダーss
2.スピーダーefでジェット、アサルト、レボシン、スタシン、ホイールss
3.スタシンefで光来サーチ
4.レボシン+スピーダーでスタダss
5.光来発動、想い集いし竜をデッキトップ
6.アサルト+スタダでディスパテルss
7.光来efで1ドロー、想い集いし竜をドロー
8.想い集いし竜efでss、更にefでヴルムss
9.スタシン+ヴルムでライブラss
10.ヴルムefでss
11.ジェット+ヴルムでフォーミュラss、ジェットefでジャンクロンサーチ、フォーミュラefで1ドロー(ライブラ1ドロー)
12.ディスパテルefでヴルムss
13.想い集いし竜+ディスパテルでSセイヴァースターss(ライブラ1ドロー)
14.光来efチューナーss(レボシンefでssでも可)
15.スタシンefでチューナーコストにss
16.スタシン+ヴルムでガーデンローズss(ライブラ1ドロー)
17.フォーミュラ+ライブラ+ガーデンローズでグレブラss
18.ホイールefジャンクロンns
19.ジャンクロンefアサルトss
20.ジャンクロン+ホイールでアクスタss
21.アクスタefでフォーミュラss
22.アサルト+アクスタでバロネスss
23.ガーデンローズefディスパテルss
24.フォーミュラ+ディスパテルで赤き竜ss
25.赤き竜efグレブラ対象でコズブレss
展開上の注意
ジャンク・スピーダーから出すべきシンクロンが欠損してしまうことはままあり、その場合は光来する奇跡の発動タイミングを前倒ししたり、アクスタやコンバーターの蘇生などを利用して調整していく。
採用カード
-メインデッキのモンスター
スターダスト・シンクロン
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光来する奇跡のサーチと、自身がシンクロンと名の付く☆4チューナーであるため初動札としての役割を持ちます。初動でこのカードの特殊召喚効果を消費した場合と消費しなかった場合とで、ルートに影響を与える札です。
AとBのルートで二枚使用するため2積み。
ホイール・シンクロン
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☆5シンクロンの枠で、①自身を非チューナーとして扱うことのできる効果と、②☆4以下のモンスターを追加で召喚できる効果、③墓地から除外することで自分の場のSモンスターのレベルを4まで下げることができる効果を持つ、展開を伸ばす上で非常に重要なカード。素引きした場合は光来から出すことになります。Eルートでコンバーターから出してしまうと②の効果が使えなくなってしまうため注意。
ジャンク・シンクロン
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展開の途中でホイール・シンクロンの効果を使って召喚することで展開を伸ばす札であり、初動に使える札でもあります。名称ターン1がなく、初動で使用した場合は二枚必要になるため2積み。
レボリューション・シンクロン
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☆3シンクロンの枠です。自己再生効果を持っており、展開に余裕と選択肢を持たせてくれます。万が一ジャンク・スピーダーの効果を潰されたとしても、手札にこれがあればとりあえず☆8Sモンスターの素材にでき、墓地にPSYフレームギア・γでも落ちていればアクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴンで拾ってバロネスまで立ちます。
スクラップ・ドラゴンを採用する場合、好きなナチュルシンクロを出すことにも使えます。他、基本展開中に原罪宝やスターダスト・シンクロンのコストとして使うこともあります。
アサルト・シンクロン
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☆2シンクロンの枠です。初動で素引きしても原罪宝やスターダスト・シンクロンのコストにできるため、最低限仕事はしてくれます。スピーダーからの☆2のみ欠損パターンは、光来する奇跡をスピーダー+3で8を出す直前に発動しておくことになります。欠損がそこまで重くないためピン積み。
墓地に落ちた後は、場からリリースまたは除外された自分のドラゴン族Sモンスターを帰還させる効果を持っていて、コズミック・ブレイザー・ドラゴンなどの無効回数を一回増やすなどの働きができます。その上、相手の壊獣やラヴァ・ゴーレムによるリリースにも反応するため、無効持ちのドラゴン族Sモンスターをその手の除去から一度だけ守ってくれます。
ジェット・シンクロン
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☆1シンクロンの枠です。このデッキではもっぱらサーチ効果の方を利用することになります。サーチ先はジャンク・コンバーター。
サラマンダー初動で2枚必要になるため2枚採用。
ジャンク・コンバーター
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初動ではこれとチューナー1枚からジャンク・スピーダーのS召喚に繋げられ、展開途中でもホイール・シンクロンの効果で召喚したジャンク・シンクロンで釣り上げて、展開を伸ばす役割を果たせます。展開途中で使う場合はジェット・シンクロンからのサーチが主で、ジャンク・スピーダーさえ通れば持ってこれる札です。
初動札としても使えるのですが、撃った瞬間さすがにデッキがバレるのでスピーダーを警戒されやすくなります。
想い集いし竜
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光来する奇跡でデッキトップに置き、ドローした時に特殊召喚できる効果で特殊召喚します。スターダスト・ヴルムを場に出すのが最大のお仕事。
時の任意効果なので当たり前のようにタイミングを逃します。チェーン2以降でドローしないように気をつけましょう。ライブラリアンの有無やチェーンの組み方に注意。
スターダスト・ヴルム
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自己蘇生できる☆1非チューナー。想い集いし竜から特殊召喚し、場合によっては三度ほど使い倒します。想い集いし竜から確実に持ってくることができるほか、素引きすら許されるためピン積み。
素引きした場合は、自身の①の効果で特殊召喚してからライブラリアンの素材になり、更にディスパテルで帰還させてフォーミュラ・シンクロンの素材にします。後ほどディスパテルの効果で帰還させるはずだったガーデン・ローズ・メイデンはグレイヴ・ブラスターの効果で帰還させれば問題ありません。
蛇眼の炎燐
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篝火でサーチすれば、スターダスト・シンクロンと併せて召喚権を使わずに初動の動きができます。ポプルス自身を通常召喚してもスターダスト・シンクロンと二枚で動けます。
スネークアイ・エクセル
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貴重な一枚初動。召喚権を使わずに出せるとイケイケです。
ディアベルスター("罪宝狩りの悪魔")
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+コスト1枚で初動に。手札次第で、エクセル経由とスターダスト・シンクロン+TG ロケットサラマンダー経由を選択できます。ジェット・シンクロンを二枚抱えてしまった場合などはエクセル経由の初動が使えないため注意。
初動で使わなかったルートの後半で、ホイール・シンクロンとシンクロして赤き竜になることもあります。
TG ロケット・サラマンダー
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呪いの装備。コンバーター以外の初動でよく利用します。ないと困るため抜けません。
TG スクリュー・サーペント
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呪いの装備。しかも初動に使う場合は素引きがほぼ許されません。
メインデッキで唯一の水属性モンスターであるため、ドラガイトを採用する場合は墓地に置いておきたいカードです。
増殖するG
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普段の役割の他、初動で空打ちしてジャンク・シンクロンの蘇生対象にすることがあります。
PSYフレームギア・γ
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誘発に対する対策札ですが、初動によっては撃ちづらい札です。一旦通ってしまえばこれだけでとりあえずバロネスまで立てられるのは強み。
チューナーなのでスピーダーの展開後にコンバーターのコストに使ったりもします。ルートや引きによってはコストに困る時があるので、展開後は大体腐るこのカードはうってつけです。
-EXデッキのモンスター
ジャンク・スピーダー
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このデッキの要。このカードの効果を通せるかどうかで話が大きく変わってきます。スターダスト・シンクロンもしくは☆4に下げたアクセル・シンクロン+☆1、ジャンク・シンクロン+☆2で出します。
TG グレイヴ・ブラスター
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Sモンスターのチューナー+チューナー以外のSモンスター2体以上を必要とする、いわゆるデルタアクセルシンクロモンスターの1体。
器用なカードで、このデッキの中では重要な一枚です。
①EXデッキから特殊召喚されたモンスターをフリーチェーンで除外する効果と、②1ターンに1度、場所を問わず除外されたモンスターを"召喚条件を無視して"特殊召喚する効果を持っています。
①はEXデッキから特殊召喚されたモンスターであればPモンスターも対象にでき、大抵の場合1ターンに2度は使えるため強力な妨害効果と言えますが、自分のモンスターも対象に取れるのが最大のポイント。②の帰還効果と併せて、効果の再発動や連続攻撃、サクリファイスエスケープなど、テクニカルな選択肢をもたらしてくれます。
③で帰還させたモンスターは除外ゾーンから特殊召喚しているため、①で能動的に除外できなくなる点は注意。相手モンスターへの除去として使う際も、蘇生や帰還などでEXデッキ以外から特殊召喚されたF・S・X・Lモンスターは対象に取れません。ただし、シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴンやコズミック・ブレイザー・ドラゴンが自身の効果で除外し帰ってきた場合は、EXデッキから特殊召喚されたという情報は失われていないため、①の効果で対象に取ることができます。
シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン
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強力な効果を持つ☆11のSモンスター。
正規のS召喚には想い集いし竜が必須(本当は違う竜ですが)なため、想い集いし竜とディスパテルから出すことが多いです。
①1ターンに1度、相手フィールドの効果モンスター1体を選んで効果を無効にする効果、②通常の攻撃に加え、自分の墓地のスターダスト・ドラゴン及びそのカード名が記されたSモンスターの数だけ攻撃回数が加算される効果、③相手が効果を発動した時に、このモンスターをエンドフェイズまで除外して、その効果の発動を無効にして除外する効果を持っています。
万能無効と除外、強烈な攻撃性能とそれだけでも十分ですが、①のモンスター効果無効の起動効果は対象に取らないため、対象耐性を持つモンスターでも効果を無効にしてしまう、いぶし銀の活躍を見せてくれます。
③の無効効果はコズミック・ブレイザー・ドラゴンとは異なり、自身を除外するところからが効果であるため、スキルドレイン下で効果を適用できず、チェーンしてきた泡影の対象に取られてしまう弱点があります。
コズミック・ブレイザー・ドラゴン
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グレイヴ・ブラスターと同じ素材指定の☆12Sモンスター。シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴンの無効効果だけを抽出し、除外から破壊に変わった代わりにチェーンブロックを組まない召喚・特殊召喚と攻撃の無力化の効果を加えた3つから選べるようになったモンスターです。
効果の発動時に除外するため、一度出してさえしまえばスキルドレインなどの影響下でも問題なく効果を適用できます。
発動した効果の無効だけでなく、ティフォンなどの厄介な永続効果持ちの召喚を無効にできるのも強み。
深淵の神獣ディス・パテル
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非チューナーにドラゴン族を指定する☆10Sモンスター。光・闇属性モンスター限定の帰還効果と、相手モンスターの効果の発動をトリガーにする妨害効果を持ちますが、このデッキでは帰還効果を使って他のSモンスターの素材になるのがメインです。
ガーデン・ローズ・メイデンで蘇生できるドラゴン族で、素材指定が緩い☆10Sモンスターはディス・パテルだけ。その上お誂え向きに展開に寄与する効果まで持っている、このデッキにおける影の主役です。
アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン
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Eの基本展開で使う他、自ターンに使ったγで出してバロネスに繋げるのに使ったりします。イラストでアニメのアクセルシンクロの演出を思い出してテンションが上がる一枚。
スターダスト・ドラゴン
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☆8ドラゴン族Sモンスターなら展開的には正直なんでもいい枠。
「スターダスト・ドラゴン」の名前を持ち、アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴンの②の効果を一応使えるようにしておくためもあって採用しています。ついでにシューティング・セイヴァー・スター・ドラゴンの攻撃回数が1回増えます。
詳しくは後述しますが、この枠をスクラップ・ドラゴンにすると後で好きなナチュルシンクロに繋げられるルートができます。
TG ハイパー・ライブラリアン
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☆5Sモンスター。やはり大量にドローできるのは強いです。
コンバーターのコストを引き込んだり、想い集いし竜のトリガーにしたりします。想い集いし竜のトリガーにする場合は、ライブラリアンの効果にチェーンしてデッキに触る効果(光来する奇跡やフォーミュラ・シンクロンのドロー効果なども含む)を発動してしまわないように注意。
ガーデン・ローズ・メイデン
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グレイヴ・ブラスターの素材になった後にディスパテルを蘇生させ、更にディスパテルで帰還させてバロネス等の素材になります。かなり綺麗に盤面を使い切れる動きができ、ディスパテルと共に重要な動きを担います。
アクセル・シンクロン
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初動に絡みます。必須。逆に初動以外で使うことはほとんどないです。
シンクロンの名を持つチューナーであり、EXデッキから出せるモンスターであり、レベル調整効果を持つ☆5Sチューナーモンスター……ジャンク・スピーダーを出すルートを広げるために存在しているかのようなカード。
フォーミュラ・シンクロン
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☆2Sチューナー。このカードとライブラリアン、ガーデン・ローズ・メイデンの三体でグレイヴ・ブラスターになるのが基本的な仕事です。後述しますが、TG マイティ・ストライカーというライバルがいます。他に採用するカードによってはシンクロンの名称が活きることも。
-魔法・罠
光来する奇跡

デッキトップに想い集いし竜を置くだけでなく、1ドローとチューナー1体の特殊召喚をほぼ任意のタイミングで行えるカード。シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴンを安定して出すために必須です。スターダスト・シンクロンからサーチ。
ワン・フォー・ワン
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基本的にはエクセルやサラマンダーを持ってきます。召喚権を使わずに基本展開へ移行できるのも強い。
調律
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主にはスターダスト・シンクロンをサーチするための札。臨機応変に他のシンクロンをサーチすることもあります。特にジャンク・シンクロンなど。
ただし、スピーダー前にこのカードの墓地落としでホイール・シンクロンでも落とされてしまうとさすがに困るため、撃たないで済むならそれに越したことはない札です。
スターダスト・イルミネイトとどちらがいいかは悩みどころ。調律はコンバーターのコストが手札にない時や光来する奇跡で特殊召喚するチューナーがいない時にチューナーへ変換できる点が勝っています。
篝火
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ポプルスをサーチすることで召喚権を使わずに☆1を展開できたり、1枚から動けるエクセルをサーチしたりします。ポプルスサーチはスターダスト・シンクロンと併せて召喚権を使わずに展開できるルートに入れます。
その他採用候補
メインデッキのスペースはキツめ。空いた1枠で足りなければγの3枠を充てることになるでしょうか(特に他の誘発をガン積みしたい場合)。
EXデッキに関しては、全ての基本展開を成立させるための札で13枠使いますが、残り2枠はわりと自由。固定枠としているものでも、スターダスト・ドラゴンとフォーミュラ・シンクロンは代替カードがあります。
ドロール&ロックバード
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増Gのドローに対して撃てます。非チューナー☆1なので最悪ジャンク・スピーダーの素材にできなくもない。
レッド・リブート、古聖戴サウラヴィス
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ジャンク・スピーダーに泡影等貰うと辛いのであっていいです。ただしバックを割る手段がバロネスくらいしかないため、レッド・リブートを採用する場合は後述するスクラップ・ドラゴンの採用も考えたいところ。
古聖戴サウラヴィスは泡影に加えてヴェーラー等も見れる上にワン・フォー・ワンのコストにでき、ジャンク・スピーダーを通すことだけを考えるならレッド・リブートより対応範囲が広いです。
どちらを採用するかはお好みで。
無限泡影
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ピンでもいいから入れておくと抹殺の指名者で宣言できます。
スクラップ・ドラゴン、ナチュルビースト等
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ホイール・シンクロンでレベルを調整したスクラップ・ドラゴン+レボリューション・シンクロンで好きなナチュルシンクロを出せるセット。
枠がキツい場合はスターダスト・ドラゴンと入れ替えでスクラップ・ドラゴンを入れることになります。
スターダスト・ドラゴンと入れ替える都合上シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴンの攻撃回数が1回減ります。些細なことですが。
着地させるナチュルは基本的にナチュビが強いと思いますが、基本展開後は調律や篝火など初動で使わなかった魔法カードが手札に溜まりやすいため、ランドオルスも十分機能しそうです。
ディスパテルの帰還効果を一度目のS召喚時に使用できるルート(スターダスト・シンクロンが初動に絡まないCとDで、ディスパテルの効果を一度目に出した時に使う別ルート)で赤き竜の代わりに出すパターンと、赤き竜を出した後にサーチしたシンクロ・ランブルからスクラップ・ドラゴンを釣り上げて出すパターンがあります(こちらはどのルートでも可能)。
どちらのパターンも利用する蘇生効果の対象がドラゴン族Sモンスターであり、ランブルの条件的には更に☆7or☆8に絞られ、基本展開で無理なく出して再利用する場合の条件は☆8のみとなり、その上で地属性のドラゴン族で縛りのない☆8Sモンスターという条件を満たせるのはスクラップ・ドラゴンのみです。
TG マイティ・ストライカー
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フォーミュラ・シンクロン枠の選択肢。1ドローの代わりにTG魔法罠のサーチ、墓地にサーペントを送ることでドラガイトの発動条件を満たすなどの使い方ができます。
ただし、サーチ先にメインデッキを1枠割く必要があること、割かないなら1ドローの方が美味しいので本採用はフォーミュラに。TG―クローズを持って来れるのは強い。
TG―クローズ
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マイティ・ストライカーを採用するなら。
初手で素引きしても、ディアベルスターのコストにした後でガーデン・ローズ・メイデンを除外した際にセットし直せるため悪くはないです。
グレイヴ・ブラスターが場にいないと発動条件を満たせないことは注意。
TG オーバー・ドラグナー、TG スター・ガーディアン
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サラマンダーしか択がなかった場合に最低限バロネスを立てつつ、サーペントを回収して次のターンに備えられるセット。ただそのバロネスも相手メインフェイズに相手が優先権を放棄するまで立てられないという不安さも。
わりと見るケースなので安定を取るならおすすめです。
飢鰐竜アーケティス
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ドローと除去能力を持つ☆9Sモンスター。コストが手札二枚と重めですが、フリーチェーンの単体除去効果を持ちます。パーミッションと展開効果ばかりで除去能力に乏しいデッキなので、一体いると重宝する場面があります。
☆8シンクロ+自己蘇生したレボリューション・シンクロンで出すことが多いでしょう。
魔救の奇跡―ドラガイト
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魔法罠無効を持つ☆8Sモンスター。サーペントなどの水属性モンスターが墓地に落ちていることが条件ですが、展開で使わずに余った札から出しやすく、一妨害手軽に追加できます。レボリューション・シンクロン+ディアベルスターなど。
スターダスト・チャージ・ウォリアー
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スピーダーの展開には成功したものの、何らかの理由で光来が使えない場合の展開ルートで使えますが、光来なし=シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴンの正規S召喚不可なので盤面はいくらか弱くなります。
光来なしの場合、3+スピーダーだとジェットの処理に困る(=コンバーターorジャンク・シンクロンのサーチができない)ので、ジェット+スピーダーで出せるこのカードのような選択肢があると、ホイール・シンクロンからジャンク・シンクロンを召喚するルートを確保できます。
シンクロ・ランブル
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赤き竜のサーチ先として有力なカードです。展開に必須ではないものの、途中で素引きしても展開の補助になること、初動のための弾として使えなくもないことなど、積む利点はあります。メインデッキの空いた1枠は正直これが一番おすすめです。
特に、ナチュルやアーケティスの展開を見据えるなら。
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スターダスト・イルミネイト
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スターダスト・シンクロンを呼ぶための札。光来する奇跡を素引きした時などはスターダスト・シンクロンのサーチ先となり、展開を伸ばす札にもなれます。レベル調整効果も付いていますが、使用する機会は少ないです。
弱点・弱み
ジャンク・スピーダーのパワーが高い反面、弱点も豊富なデッキです。
ジャンク・スピーダーへの誘発
シンクロンはジャンク・スピーダーという非常に明確なマストカウンターが存在するデッキで、その上スピーダーにはうらら、ヴェーラー、泡影、γ、ニビルなど刺さるものが多いです。スピーダーからの展開を封じられてしまうと一気に選択肢が狭くなります。
TG偽装やスネークアイ偽装をしてそちらでうららや泡影を受けつつ、スピーダーを通せれば理想的。できればシンクロンデッキであることは相手の誘発が切れるまでバレたくないです。スピーダーが通らなくとも戦えはしますが、それが最大の強みであるデッキなので厳しい戦いを強いられます。
召喚制限・スキルドレイン等
メインデッキで採用しているモンスターのステータスは低いものが多く、魔法・罠での除去手段にも乏しいため、SモンスターのS召喚ができないとかなり苦しいデッキです。
除外等の墓地封じ
どうしても墓地は使うため、されてしまうと最終盤面は弱くなります。
動けはするので上記に比べればまだ軽いですが。
ビーステッドなどのピンポイント除外に関してはグレイヴ・ブラスターかディスパテルで一度だけ帳消しにできます。ガーデン・ローズ・メイデンの帰還はどちらか効果を使わなかった方で行えばいいため問題ありません。
除去能力に乏しい
万能除去に至ってはバロネスの一枚だけ、グレイヴ・ブラスターがなんとかEXデッキから出てきたモンスター限定で除去ができる程度。
戦闘で破壊されない程度のモンスターが表側表示ならシューティング・セイヴァー・スター・ドラゴンで対処できますが、このデッキなんと裏守備のマシュマロンに1ターン稼がれてしまう可能性があります。
気になる場合は除去効果を持つSモンスターの採用枠をしっかり確保しましょう。アーケティスが特に有力な選択肢です。アーケティスを出す時は大抵、トップ画のナチュビがアーケティスに変わった盤面になると思います。
基本展開中のホイール+ガーデンローズを、除去効果+αを持つ光闇アンヘルやサテライト・ウォリアー、承影などにすることも一応できますね。
「無効にされない」カード 等
モンスター効果がチェーンできないカード(超融合、禁じられた一雫、冥王結界波、月女神の鏃 等)や、効果を無効にされないカード(効果を受けないカードを含む)などで展開を許すことも。正直どうしようもないです。
継戦能力に欠ける
基本展開で戦えるSモンスターをほぼ全て吐き出してしまうため、一度盤面を返されると厳しいものがあります。ディスパテルとガーデン・ローズ・メイデンのコンボを阻害されなければ一応戦い続けられますが、強烈な制圧盤面を構築できるのは基本的に一度だけです。
不採用カードについて
ブラック・ガーデン
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ガーデン・ローズ・メイデンがS召喚時にサーチできるカードで、一応は展開にも使えますが、必須ではないこと、初動でこれだけ引いても困るので不採用。ちなみにメインデッキの蘇生対象はエクセルとホイールくらい。
初手で素引きしたとしても、貼ってから動くことで泡影やγ等の発動条件を満たせなくしたりできますが、こちらのモンスターの攻撃力が半減してしまうこと、強制効果であるため光来する奇跡の1ドローをチェーン1にできず、想い集いし竜がタイミングを逃してしまうことなど、使いづらい点が目立ちます。
ただ、フィールド魔法なので原罪宝のコストにもでき、ポプルスとこれで動けはします。
ライディング・デュエル!アクセラレーション!
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ライディング・デュエル!アクセラレーション!は余計な墓地肥やしのない調律として使えますが、発動条件があるためほぼ初手で撃つ必要があり、一発でジャンク・スピーダーを警戒させてしまうのが微妙なところです。
ただ発動後、無駄なく原罪宝のコストにできるのは調律にない利点です。
シューティング・スター・ドラゴン
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ディスパテルの代わりにこちらを入れると、シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴンの攻撃回数をなんと、4回にすることができます。
展開の序盤でフォーミュラ・シンクロンのS召喚が必須になり、このカード自身は展開を伸ばす効果もなくリターンも少ないため当然不採用。
悲しいですが、ディスパテルの方が100倍強い。攻守35のモンスターと言っても過言ではありません。
一応デッキの上から5枚めくって眺めるだけの遊びができます。ドラガイトは強力なライバル!?
シューティング・クェーサー・ドラゴン
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グレイヴ・ブラスターかコズミック・ブレイザー・ドラゴンの枠です。
コズミック・ブレイザー・ドラゴンと比較して、①連続攻撃が可能、②無効効果を使用しても場を離れない、③場を離れた時にシューティング・スター・ドラゴンを特殊召喚できる点などが差異ですが、①はそもそもここまで展開できているなら打点はどうとでもなり、②はコズミック・ブレイザー・ドラゴンと異なりスキルドレイン下で効果を適用できず、③はそもそもシューティング・スター・ドラゴンのためにEXデッキの枠を割きたくないというのが本音です。割いてもタイミング逃すし。
総合的に見てさすがに型落ち感が否めません。寂しいですね。
このカードと向き合いたい時はシューティング・セイヴァー・スター・ドラゴンのことは特に忘れたほうがいいです。
コズミック・クェーサー・ドラゴン
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一見して弱いこのカードですが、実は意外と弱いです。テキストに余計な文言が二箇所入っています。
まず一つ目が、「このカードは上記のカードをS素材にしたS召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる」という一文。赤き竜からこのカードを出せないため、仮に採用するのであればグレイヴ・ブラスターとの二択になります。
二つ目が、②の「S召喚したこのカードを除外して発動できる」という一文。効果に名称ターン1がないので、「S召喚した」という文言さえなければこれ一体からアサルト・シンクロンなどの帰還効果を利用してコズミック・ブレイザー・ドラゴンを複数体並べることもできたのですが、実際にやろうとするとコズミック・ブレイザー・ドラゴンの隣にほぼバニラの4000が一体増えるだけ。せめてちょっとした除去能力でもあれば違ったのですが。
あとがき
筆者は毎シーズン最高ランク帯を維持するためにランク戦に籠もっている……ということもない、ただのライト層です(最高ランク帯とかいうふわふわした言い方もまさにライト層って感じですね)。シンクロンデッキ特有の動きに関しては余所からのインプットもないソリティアの産物です。
そのため、もっと効率のいい部分があるとか、現環境にそぐわないようなことやおかしなことを書いているかもしれませんが、ご容赦ください。所詮はインターネットに無料で、特に責任も負わず転がされている文章でしかないのですから。
「できる限り正しい情報を誰かの役に立つためにお届けしたい」わけではなく、なんか急に語りたくなったから思う存分思考を出力できて満足! という、ただそれだけの記事です。超長いツイートみたいな。
とりあえず欲が満たされてスッキリしました。そのついでで、どなたかにとって何かしらの参考にでもなれたのであればラッキーです。