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国立博物館

東京都上野にある
国立博物館へ行きました。

人生で初めてですから、
どこから入るのか、
どこでチケットを買うのか
困惑したのを僕だけは覚えています。

普段、博物館とか行きませんから
行った事により、
レベルアップしました。

博物館に入り、
僕は真っ先にベンチに座りました。

だって、荷物が重いから。
荷物を下ろし、空港でぺちゃんこになった
コーヒーをじっくりゴックリ、
そよ風を感じつつ飲みました。

何人の人が僕の前を通り過ぎたかは分かりません。
しかし、入口の門のすぐのとこでゆったりしていましたから。
お客さんは、不思議に思ったかもしれません。

僕がペットボトルの飲み物を楽しむのと同じくらい、
僕は博物館のオブジェかのように、
不思議そうに見られました。

アート?!ですから。
ひの人たち一人ひとりが、
僕に対して何を感じたのかは分かりません。

僕はそれを聞くこともありませんでした。
なぜなら、アートに正解はないから。
正解を求められるのはアートではないし。
自由ではないです。

みんな正面の大きい建物へ入って行きました。

1時間たち、
僕はベンチをようやく立ちました。

せっかく東京に来たのに、ベンチとは贅沢でした。

僕は人がいない、
左の方へ門に沿って歩きました。
人はほとんどいませんでした。

それがまた、アートな気がして
僕の博物館の楽しみ方で満足しました。

そこで運命的な出合いをします。
それは、肥前藩主の黒田さんの瓦があったからです。
でけー。そう思いました。
僕と同じ場所から来た同士に感動を覚えました。

お辞儀をして、なぜか手を合わせました。
それは、ここまでよく来ましたね。
という思いからです。
もし、当時の黒田さんが生きていたら
こっちのセリフだと言われてもおかしくなかったです。
ただ、僕はこの黒瓦に誇りを持ちました。

しばらく、門に沿って歩くと、
次に透明で四角の建物がありました。

湖の上にありキレイでした。

中に入りました。
館内は全て写真オッケーでした。

早速僕は、ソファーに座りました。
博物館のソファーは高級な気がしました。

30分たちました。
閉館まで残り2時間をきりました。

流石に、見ないとなにしに来たか分からないと感じました。
思い足を前後に動かし歩きはじめました。

なんか自分に負けた気もしたし、
博物館にも関わらず、
正解の事をしてる気がして、
これで良いのかなと思いました。

お面があります。奈良時代の
このお面はもう既に作られていません。
このお面は中国の文化から持ち込まれていました。
これが日本の最初の芸能みたいです。
なかなかオシャレで良かったです。

次に当時の繊細な鏡をみました。
すごくオシャレで何円なんだろうと思いました。
当時の人はみんな欲しいと思ったに違いありません。

しかし、僕はどうしても欲しいかと聞かれたら
おそらく欲しくない。

不思議な気持ちになりました。

物欲は結局、優先事項でもないのだと思いました。
僕は例えば、アフリカのなんだろう、大事にしてる牛が欲しいかと言われたら多分いらないです。

それは、価値というものが、
時代や場所によって変わるからと思いました。

ただ、当時の思いに馳せます。


次の建物で、
イタリアのなくなった文化もみました。

風呂場や器も見ました。
昔も今もあまり変わってない気がしました。

次の建物では、
日本の伝統芸能を5つみました。
歌舞伎、能楽、雅楽、組踊、あと。。

僕はここで1時間使いました。

すごく面白くて、説明を1つひとつ眺めていました。

歌舞伎とは江戸時代に皆で踊るものから、人に見せるものへと変わったもので、女性が男性に荘してカブキと名乗ったのが始まりでした。

能楽とは、能言と狂言の合体させたもので、女性の嫉妬や憎悪など死者の踊りでした。

中国や沖縄の出し物もみました。

こういう型があるのはとても大切でした。

日本のお金や地図、剣。
中東のミイラ。
なども見ました。

多くて、歴史の教科書でみたことあるものが
目の前にあってビックリしました。

佐賀の鍋島焼と伊万里焼きがワンフロアでうまっていたのは感動しました。












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