大阪杯G1レース回顧
データ分析&調教診断、展開予想、指数からの予想結論
本命指数1位コントレイル、対抗指数2位グランアレグリア、単穴サリオス、注意レイパパレ。上記4頭の3連単BOX。
結果1着☆レイパパレ、2着無印モズベッロ、3着◎コントレイルでハズレ。レイパパレ、モズベッロ(最終的には無印だったが、、)が一角崩し候補ではあったが、さすがに3強のうち2頭も馬券圏外は想定できなかった。。。。以下各馬について振り返っていく。
1着☆レイパパレ
逃げ馬不在で展開面の利が想定されたレイパパレが3強の一角崩しの筆頭として考えていた。レースでは、期待通り逃げて1000m通過が59.8とこの馬場にしてはハイペースであったが、スピード型のこの馬にとってはそこまで速くなかったのだろう。直線でも馬場のいい外目に進路を変え、上がり最速タイで突き放し4馬身差の快勝であった。重馬場によって馬も折り合いや足元を意識する分前走スタート後の折り合い欠く面がなかったのかもしれない。上がりが33秒台34秒台の良馬場では結果は異なっていただろうが、それだとしてもいい勝負になっていた可能性は十分に考えうる。次走はヴィクトリアマイルか安田記念だと思うが、好レースを期待したい。しかし420㎏台の小柄の馬にもかかわらずこの馬場でしっかりしたパワーあふれる走りには脱帽。重馬場巧者でもあった。
2着無印モズベッロ
宝塚記念3着から重馬場の大レースでは注意の1頭であった。ただお昼ごろまではあまり降っていなかったので軽視していた。しかしお昼過ぎから急激に雨が降り出して、一気に稍重、メインレース前には重馬場に変更された。この馬にとっては願ってもない展開であった。ただ重馬場になっただけではまだ3強やレイパパレには足りない。ここにアクセントが加わったのが池添騎手の好騎乗だった。スタート後の少し出していき、近くにコントレイルを確認すると徹底マーク。仕掛けもワンテンポ遅らせてギリギリまで待って、コントレイルの外からしぶとく伸びてゴール寸前にコントレイル・グランアレグリア両馬を交わし去った。重馬場G1で2回も好走されては、次回同条件では人気になろう。天皇賞春でももし重馬場になれば面白いかもしれない。その他、宝塚記念、有馬記念で要注意。
3着◎コントレイル、4着〇グランアレグリア、5着▲サリオス
最後は3頭とも脚は上がってしまったが、重馬場の分。良馬場では結果は違っただろう。グランアレグリアは距離は克服可能とみた。
以上。正直良馬場でのガチンコ勝負をみたかったなぁあというのが本音。しかしこれも競馬。見ごたえ十分のいいレースであった。