東海S2021レース回顧

データ予想の結論:1番人気は複勝率100%であり、逃げ先行が有利な傾向のレースで、1番人気想定の逃げインティ本命◎。先行する5歳馬オーヴェルニュ対抗〇。▲4タイキフェルヴール、▲10ハヤヤッコ、☆12アナザートゥルース。◎インティから三連単フォーメーションで勝負。最後追い切りが良かったことも考慮し、パドックを見てデュードヴァンを相手の買い目に加えた。

結果、1着〇オーヴェルニュ、2着☆アナザートゥルース、3着無メモリーコウ、8着タイキフェルヴール、12着インティで外れ。実績的にもインティが頭二つぐらい抜けていたが、今年はデータ傾向とは少し異なった結果になった。

1着オーヴェルニュ

先行勢総崩れの中、先行して抜け出して0.3差つけての快勝は立派。正直連勝中ではあったが半信半疑であった。重馬場不良馬場の足抜きのいい馬場では過去連対率100%で、条件があっていたのだろう。万が一この馬が出走しフェブラリーSが重馬場不良馬場になれば好走する可能性はあるので注意したい。ただ力のいる馬場(良馬場)で好勝負できるかはまだ半信半疑である。

2着アナザートゥルース

実力のわりに人気がないなぁと配当妙味たっぷりの☆であった馬。前走チャンピオンズC惨敗から見事巻き返してくれた。最後の直線も外から伸びるメモリーコウをしのいでいる点も評価できる(が、インティが1着にいなければ意味がない。。。)7歳馬であるが、今後も1800m前後で好走してくるだろう。

3着メモリーコウ

スタート後うまく内に入れ、ストレスなくスムーズにレースを運び最後の直線しぶとく伸びて3着にてゴールした。近走は地方重賞で走っており、力関係が図りにくく人気の盲点になっていた。地方のみではなく、十分中央JRA重賞で勝負になることを示したことは大きい。

4着デュードヴァン

直線一気で4着に食い込んだ。先行したレパードSや武蔵野Sでは直線で伸びを欠き敗れていることから、このレースのような後方からの直線一気がこの馬の得意な戦法だろう。勝つためには展開や条件に恵まれる必要があり、今後も少々買いづらい一頭である。

8着タイキフェルヴェール

馬場が合わなかったと推測。力の要る馬場のほうがこの馬に合う印象。次走中山などで巻き返しを期待。

12着インティ

2コーナーまでダイシンインディーにつっかけられたことがすべて。敗因は明らかなので次走また狙うことは可能。ただ気がかりなのは、武豊騎手が中途半端な逃げであったこと、1コーナー入るまでに単独で先頭に立てばもう少しカーブでスローダウンできたはずであるが、併走するような形で1コーナー入ってしまい、内のダイシンインディーにつっかけられて競ったまま2コーナーまで曲がり、オーバーペースになってしまった。。テンのダッシュ力が一昨年フェブラリーS勝った時よりも年齢的な要素もあるのかズブくなっている可能性がある。次走以降も本命にするのはリスクが大きいと判断せざるを得ない。フェブラリーSも人気が落ちたとしても抑えまで。

以上。

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