桜花賞2021レース回顧
予想からの結論(土曜日のnote公開時):調教A評価3頭、指数上位5頭を中心視。本命◎調教A評価指数5位ファインルージュ。対抗〇調教A評価指数4位アカイトリノムスメ。単穴▲調教A評価指数3位ルメール騎乗サトノレイナス。連下△指数1位ソダシ。×折り合い課題も調教A評価指数2位メイケイエール。3連複フォーメーション◎ー〇▲ー〇▲△×5点。
直前馬券的には、◎ファインルージュ▲サトノレイナス2頭軸3連複2頭流しで△ソダシを消してしまった。消した根拠はソダシは高速馬場決着にはまだ懐疑的だったためであった。
結果1着△ソダシ、2着▲サトノレイナス、3着◎ファインルージュで予想的には的中しているが、馬券的にはハズレ。勝ち時計1.31.1のレコード決着でソダシが対応できるのが私の想像を超えた。ソダシに完敗、感服でした。
以下各馬について振り返っていく。
1着△ソダシ
阪神JFではゲート入れにてこずり、今回先入れとなったが、難なくすんなりゲート入り完了。スタート抜群で馬なりで先団に取りついた。3コーナーでメイケイエールがまくり気味に先頭に立っても競うことなく折り合いに専念。直線に向くと早めに仕掛け、しぶとく伸びて、後方から伸びてきたサトノレイナスをクビ差退けて1.31.1のレコードタイムで優勝した。スタート道中の折り合い、立ち回り、仕掛けをギリギリまで我慢してラスト1F11.9で伸びきれた。吉田隼人騎手の仕掛けのタイミングも含めて120点満点のレースぶりで4戦4勝無敗での桜花賞馬となった。父クロフネx母父キングカメハメハで新馬と札幌2歳Sと1800mをこなしていることからオークスも対応可能。クロフネ産駒は障害に強かったりダートに強いイメージだったので、完全にクロフネ産駒のイメージを覆すソダシだった。
2着▲サトノレイナス
ソダシとは対照的にスタート出遅れ気味で後方2番手からの追走。最後の直線までなるべくコースロスなく立ち回り、直線前が開くと鋭く伸びて上がり3F32.9の鬼脚で迫ったがクビ差ソダシに及ばなかった。脚を余した感もあり、オークスでは今度こそ逆転可能とみた。オークスの本命候補。
3着◎ファインルージュ
フェアリーSのレースぶり、直線での反応の良さ、そして鋭い末脚でフラワーカップ優勝馬ホウオウイクセルを突き放した内容から、十分桜花賞でも通用すると思って8番人気ながら本命にした。陣営コメントでは当日のpaddock気配がカギとのことだったが、落ち着いており、自信が深まった。レースではソダシをマークし、直線懸命に追ったがクビ+半馬身差届かなかった。しかし内容は上々で、今後の牝馬クラシック路線でまた馬券に絡んでくる可能性は高い。ただし、今回のような8番人気にはならないだろうなぁ。。
4着〇アカイトリノムスメ
paddockで少し入れ込みピリピリした印象で馬自身もビッグレースであったことを感じていたのかもしれない。返し馬では特に問題なさそうでこれならレースで力を発揮してくれるとみていた。この馬も前に出していってソダシを外から徹底マーク。3着ファインルージュと同様のレース内容で、この馬のほうが外を廻った分クビ差負けた。3着馬ファインルージュとはほぼ互角の内容とみたい。
以上上位4頭と5着馬とは3馬身離れており、上位4頭がオークスでも走破圏内で5着以下からの巻き返しは困難だろう。あとは別路線組に注目。忘れな草S勝ち馬ステラリアも要注意。
以上、馬券は外れたけど素晴らしい桜花賞だった。