京都金杯2021レース回顧

データ傾向からの結論:京都開催から中京開催に変更になったため、コースが関与するデータを除いてデータ分析を進めた。京都金杯過去10年負担重量が重い馬の好走例が目立つことから、最重量ハンデの57.5㎏サトノアーサー本命の複勝1点で勝負した。

結果、◎サトノアーサー12着で外れ。

12着◎サトノアーサー

馬体重発表+20kg。。。中団からレースを運び、直線向くと追い出したが負担重量と自身の馬体重増が響いてかさほど伸びず流れ込むように12着でゴールインした。馬体重+20kgがわかっていれば本命にしなかったが、火曜日変則開催ということもあり、仕事初めの日で馬券を直前に買うことができずやむをえなかった。昨年夏ごろまでの活気が見られず年齢的にも下降線か。今後はこの馬の馬券はあまり買う気にはなれない内容であった。

1着ケイデンスコール

好スタートから好位で折り合い、ロスなくインを立ち回り、直線では一旦進路をふさがれる場面もあったが、進路を切り替え力強く抜け出した。内枠とそれを最大限に生かした岩田父騎手の好騎乗の2点が最大の勝因で、外枠だった時に同じように勝てたかといわれると少し疑問であるため、次走人気になるようであれば疑ってかかりたい。

2着ピースワンパラディ

全レース左周りのレースに出走している根っからのサウスポー。中でも中京では好成績を収めており、結果論ではあるが中京替わりの京都金杯にうってつけの馬であった。その中京巧者ぶりを存分に発揮し、正攻法の競馬で直線しぶとく伸び2着を確保した。今後も中京記念、関屋記念、東京新聞杯等左回り1600mに出走すれば注意したい。

3着エントシャイデン

スローペースに落とす見事な逃げで、3着に粘った。ディープ産駒ではあるが、切れる脚ではなくスピード持続型なので、このような逃げ先行脚質があっている。馬の特徴をよく理解した川須騎手の好騎乗がもたらした3着と思う。

6着レッドガラン、8着トリプルエース

2頭ともスローペースに泣いたが最後の直線はそれなりには伸びてきていた。次走前進は可能。オープン戦やGⅢ戦で巻き返し期待。

以上。

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