愛知杯2021レース回顧

データ分析からの結論:斤量56㎏の5センテリュオ本命◎、11デンコウアンジュ対抗〇、▲2ウインマイティ―、△10サトノダムぜル、本命から印の3頭に流した馬単マルチで勝負。

結果、1着18マジックキャッスル、2着14ランブリングアレー、3着4ウラヌスチャーム、6着11デンコウアンジュ、7着10サトノダムぜル、11着5センテリュオ、14着2ウインマイティ―でハズレ。

データ分析では55kg以上の斤量の馬が良績であったこと、12番以降の外枠は愛知杯では好走歴がなかったことから、センテリュオ本命デンコウアンジュ対抗、調教と当日の様子や初ブリンカーでの一変を期待して、連下にサトノダムぜルとウインマイティ―を追加した馬単マルチだったが、本命対抗ともに着外に敗れ、18番14番が1,2着と、当然といえば当然だが、関西圏の該当レースは京都競馬場改修による変則開催で過去データと合致しない傾向が続いている。今後の該当レース(特に芝レース)ではデータ以外の部分、前走内容(自身のレース回顧)や調教から予想を組み立てることにする。

1着18マジックキャッスル

馬体重+12㎏もパドックではさほど重く感じなかった、ほぼ成長分だろう。大外18番も課題であったが、これまでの教訓「名ジョッキーに外枠不利は関係ない」の通り、1コーナー回る時にはインから2頭目ほどをコーナリングしており、戸崎騎手さすがの一言。ペースも3頭が先手を主張する形になり、1000m通過が57.9のハイペース。9番手追走する形で、4コーナーで追い出すと抜群の反応で伸び一旦早くも先頭へ。離れた内から福永騎手のランブリングアレーが鋭く伸びて交わされるもゴール前差し返して1着でゴールイン。長く末脚を持続しており、1、2着どちらもディープ産駒ではあるが、マジックキャッスルのほうがさらに距離伸びていいタイプ。春はヴィクトリアマイルを目標とのことだが、秋のエリザベス女王杯も十分に視野に入ってくる。

2着ランブリングアレー

前走ターコイズSのレース回顧(https://note.com/shinjuku_boy/n/necd6e9fbe8aa)で、大外枠不利が響いただけの7着で次走巻き返し可能と書いておいて、14番枠に入ったことを理由に、痛恨の無印。レース回顧で振り返った通りコース替わりで一変し、直線鋭く伸び一旦は交わした。こちらはどちらかというと2000mまではこなすが本質はマイラーだろう。

3着ウラヌスチャーム

ハイペースの後方有利な展開と岩田父騎手の好騎乗がもたらした3着。展開とこの馬の脚質を読めていれば岩田騎手ということもあり買えたかもしれないが、とにかくこの馬の脚質は変幻自在。今回直線一気であったが、逃げて勝ってみたりまくってみたり。。。なかなか買いづらい。。一方で、岩田騎手はやたら重賞になると穴を馬券に持ってくるイメージが定着した。今後岩田騎手というだけで相手に入れるかもしれない(笑)。そうでないとこの3着の馬券は私にはとれない(苦笑)。

6着デンコウアンジュ

この馬なりには走っている。もう少しスローであれば出番があったかもしれない。今後どこかでまた福島牝馬Sなどで一発炸裂しそうなので、注意を払いたい。

7着サトノダムぜル

先行勢では粘って健闘しているほう。ただラスト1Fでは完全に脚が上がってしまっていた。戦績を見ても良績は1800mに集中していることから2000mは少し長い印象である。今後距離短縮してきたら狙いたい。

11着センテリュオ

エリザベス女王杯5着でオールカマーではカレンブーケドールにも勝っているし、愛知杯好走傾向の55㎏以上の斤量でルメール騎手だったので連は堅いだろうと思い本命を打ったが、馬体重+10㎏で少し重め残りのパドック。追走も少し苦労しているようで結局終始まともにゴールまで上位争いの見せ場なく敗れた。ほかの後方勢の馬が差し込んでいるだけに正直落胆した。レース後のルメール騎手のコメントを見ると、馬場状態や左回りがあっていなかったようだった。

14着ウインマイティ―

初ブリンカー効果を期待したが、終始手応え悪く14着に敗れた。オークス3着の実力からもう少しやれていいはずであるが、原因不明のスランプから抜け出せていない。父ゴールドシップ同様メンタル的な問題かもしれない。人間にはいつ走るかわからないから買うタイミングが難しいが、いずれ一発高配当をかます可能性はある。。

以上。

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