天皇賞秋2021レース回顧

データ分析＆調教診断、展開予想、指数からの予想結論
【短評：３歳最強から日本最強へ】本命◎エフフォーリア、対抗〇グランアレグリア、単穴▲コントレイル。３連単◎⇔〇▲⇒〇▲４点。（paddock後変更）☆カレンブーケドール追加。３着固定◎〇▲⇒◎〇▲⇒☆計6点。

Ⅴパドック推奨馬(当日更新)
１コントレイル🐴５エフフォーリア🐴９グランアレグリア🐴14カレンブーケドール（🐴８サンレイポケット）

結果、１着◎🐴エフフォーリア、２着▲🐴コントレイル、３着〇🐴グランアレグリア、４着無印🐴サンレイポケット、12着☆🐴カレンブーケドールでハズレ。当初の予定では的中していたが、paddock状態と降雨により予想がぶれてしまった。。。変更で当たる場合もあったので、ここではしょうがないとあきらめることにした。それよりも３強が３強たるレースをして素晴らしく、何か満足感のあるハズレであった。レースラップは12.8 - 11.5 - 11.9 - 12.0 - 12.3 - 12.0 - 11.8 - 11.1 - 11.1 - 11.4で上り4F 45.4 - 3F 33.6の決着。以下各馬について振り返っていく。

１着◎🐴エフフォーリア

好スタートからグランアレグリアを射程圏に入れて、５，６番手追走。ポイントは横山武史騎手の追い出すタイミングであった。ダービーでは前を行くサトノレイナスを交わすため、若干早仕掛けになり、ゴール寸前シャフリヤールの強襲にハナ差屈したが、今回は直線に入っても外に出し、前のスペースを確保し、もったままラスト400m付近まで、その後満を持して追い出し、楽々前をいくグランアレグリアを交わし先頭でゴールを駆け抜けた。これで３歳最強から日本最強になった。次走は有馬記念ということだが、近年の歴代名馬に匹敵するレベルで本命候補。

２着▲🐴コントレイル

一枠からいかに包まれずにレースを進められるかが不安材料であったが、そこは名手福永騎手。好スタートを決め、中団につけてグランアレグリア、エフフォーリアを見る形で最後の直線を向く。スローペースの決め手勝負になり、あの位置からグランアレグリアやエフフォーリアを交わすのは極限の脚でも不可能に近かった。実際この馬の上がりは33.0。グランアレグリアを交わせたことは評価でき、ジャパンカップではエフフォーリアがいないので走破圏内と見る。こちらもジャパンカップ本命候補。

３着〇🐴グランアレグリア

これまで短距離を使われていたペースに慣れているため、好スタートから２番手３番手につける。ルメール騎手も本当はもう少し後ろから脚を溜めたかったことだろう。結果、各馬にマークされる形になりこの馬にとっては苦しい展開になった。最後少し脚が甘くなったのは、前につけて早めに先頭に立ってしまった分。決して距離が原因ではなく、2000ｍは対応可能と判断したい。前走1800m毎日王冠でペース慣れしていれば結果は違ったかもしれない。

４着無印🐴サンレイポケット

paddock推奨馬として挙げた穴馬。さすがに馬券対象にはしなかったが、レースでは内を突いてあと一歩の４着に差し込んできた。左周りスローの決め手勝負は得意でどこかでまた出番があるかもしれないので覚えておきたい。

12着☆🐴カレンブーケドール

外枠を懸念したが、名手戸崎騎手。好スタートから１コーナーグランアレグリアの後ろにつけ不利を最小限に抑えて好位３，４番手につけた。しかしながら、スローの決め手勝負はこの馬は不得手。もう少し馬場が渋って流れて欲しかったが、やむをえない。敗因は明らかなので、これで人気が落ちるようならジャパンカップもしくは有馬記念で再度一考。

以上、おそらく今年のベストレースになるであろう素晴らしい天皇賞秋であった。