【4日目最終日!】20代~80代まで共に学ぶ場
こんにちは。言語化まいまいです。
総社観光大学のレポ3日目のレポを、先日お届けしました。
本日は、いよいよ最終日!4日目のレポをお届けします。
1時間目は、「のれんのまち」というテーマでひしお副館長加納さんが講義をしてくださいました。
加納さんが優しく、ユーモアを交えながら、ご自身の半生を語ってくださいました。
東京の大学で染色を学んだこと、高齢のご両親のサポートのため、岡山のご実家の酒屋さんのサポートをすべく、東京から戻られたこと。子育てをしながら、酒屋さんをしながら、染色もあきらめなかったこと。
まるで朝ドラのように、イキイキと懸命に生きている加納さんの今までが映像で見える気がして、ここからなぜか涙が止まりませんでした。
加納さんが東京で学ばれたのれんの技術が、加納さんのおうちだけではなく、いつしかまち全体に広がって、歩くと落ち着くような、風がみえるまちになって…。
そこには、「観光客を呼び寄せよう!」ということではなく、「自分たちが楽しく心地よく暮らすには」という視点でまちのみんなで話し合って、企画して、また改善して、イベントを積み重ねて「伝統」にかえて…。
ちょっと感動しすぎて、うまく言葉にできないのですが(頑張れライター!)、「無理せず、みんなで工夫して、心地よく暮らすことが自然な魅力となり、訪れたくなるまちになる」という流れに、すっごくしっくりきて、「あー、こういうのいいなー!!!!」って、求めていたモデルケースに出会えた感じしたんです。
ぜひ一度、総社の仲間と一緒にのれんのまちに遊びに行きたいです。「お帰り」って言ってもらえそうです。
大変熱くなりましたが、いよいよ最終講義!
「総社観光大学からの提言」講師は、総社観光大学のプロデューサー神崎先生です。大トリです!
「どんな内容なのかしら?」と思っていましたら、12年前に総社観光大学ができるまでの物語を、関係者の方たちをお招きしてパネルディスカッションのようにひも解いていくという形式でした。
「こ、これだー!!!!」
って、思いました。「何が?」という感じだと思うのですが、「歴史」っていうと大昔のように感じるかもしれませんが、10数年前だって、3秒前だって「歴史」には違いないんです。
そして、いま私たちが受講させてもらっているこの大学のはじまりが、どのように生まれたかなんて、
「歴史好きには、たまらないじゃないですかー!!!!」
と、1人またまたテンションがあがりました。
いやー、とっても濃い4日間でした。
神崎先生も「20代~80代まで同じことを学ぶ場って、なかなかないよ」とおっしゃっていました。
たしかにそうですよね。講義はもちろん、世代を超えて、クッキングで共同作業をしたり、ランチでおしゃべりをすることで、視野が広がるというかいろんな方の考え方を知ることができました。
片岡市長、神崎先生、講師の方々、総社市役所の方々、同級生、OBOGの方々、貴重な機会をありがとうございました。
総社にお越しの際は、楽しくご案内します!わっしょい!
総社観光大学の情報はこちら(2023年度の募集は終了しました)