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Nagoya Timmy 2024 開催に寄せて
「この人は、誰なんだ?オレは、別人を呼び寄せてしまったのか?」
昨年、Timmy Regisfordのプレイをひと通り聴いて
思わずこんなことをミラーボール煌めくダンスフロアでつぶやきました。
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なぜこんなことを思ったかというと、昨年のTimmyは、今まで聞き続けた彼のDJプレイとは、ひと味もふた味も異なる内容だったのです。いや、異なり過ぎた、理解を超えていた、別の次元に連れてってくれたと言ってもいいでしょう。
Timmyは、過去幾度も受けたインタビューの中で、ボーカルトラックへの愛と、歌詞の重要性を唱え続けています。
ゆえに、プレイの特徴としては、ボーカルトラックが随所に散りばめられた構成で、いわゆる大ネタボーカルトラックが投下されると、合唱や手拍子、万歳、奇声など、オーディエンスのリアクションも大きく&多様になりがち。
また、シンプルなビートにボーカルトラックを長い時間をかけて丁寧に(時に強引に)被せていくロングミックスも、彼の持ち味です。
いずれにせよ、ボーカルトラックありき、あるいはボーカルトラック無くしては彼のDJプレイは成り立たないと思います。
そんな彼が昨年名古屋で披露したプレイは、終盤までボーカルトラックがほぼ無いという異例の構成。オーガナイザーとして、「おや?テクノDJをブッキングしちゃったのかな?」というくらいの疑問を抱かざるを得ないほどの衝撃でした。
だからこそ、冒頭のような思いが芽生え、あまりの驚きに咄嗟につぶやいてしまったわけです。
ここでしっかり断っておきたいのは、昨年が今までのボーカルトラック主体のプレイではなかったからといって、満足できなかったわけでは決してないということ。
むしろ、「長年推しに推し続けてきた古参のオレたちにすら見せたことのないトンデモな引き出しがまだあったのかよ!こんちくしょうめッ!ありがとナ!」と三つ指ついて頭(こうべ)を垂れたいくらいなのです。
もちろん、オーガナイザーの私やガチ勢の方々は、毎年このダンスマラソンに参加しているため、新たに見せられた音景色に(戸惑いつつも)「今年はこう来たか!」と比較的すんなり受け入れやすいと思います。
その一方で、「歌物でヒャッハー!」を目論んでいた方々にとっては、「ん!?」と違和感を覚えるのも事実でしょう。
2000年代後半から2010年代中盤までは、祭壇に上がってから割と早く大ネタが猛威を振るう、いわゆるロケットスタートな展開でした。
また、2010年代後半からコロナ禍明けは、ご登壇後小1〜2時間くらいは焦らして、そこから徐々にとギアが上がっていく展開。ですから、私としても、昨年は“焦らし→ギアチェンジ”のパターンを予想していました。
しかしながら、昨年は、違う。まったく違う。新たな引き出しを開けてくれたことで、今年はどんな構成でプレイするのか、まったく予想がつかなくなりました。
だからこそ、体感する価値がワンランクもツーランクも上がったんじゃないのか、と思う次第です。
20年近くこのパーティを続けてきました。
途中、「マンネリだ」「時代遅れだ」という声も聞こえたりもしましたが、
こうして今回、「体感する価値が上がったんだよ」と言い切ることが
できるので、そこはちょっぴり誇らせてください。
このパーティを立ち上げた当時は20代のシャバ僧でした。
そんな私も気づけばアラフィフ。
当然Timmyはじめ、レジェンドDJたちも皆等しく歳を重ねております。
正直いつまで突っ走れるか分かりませんが、
やれるとこまではトコトン!
さぁ、「朝から参加」なんてひよったこと言ってないで、
ダンスマラソンの号砲が高らかに鳴り響くところから
付き合ってくれよな、みんな!
【Nagoya Timmy】
-Shelter JPN Tour 2024〜2025-
2024月12月30(月) 22:00open
at club JB'S パーティーインフォメーションはこちら
DJ:Timmy Regisford & Hattori & Hiroyuki Kato
LIGHTING:Hayakawa
《チケットは、上記サイトからお申し込み込みいただけます》
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Nagoya Timmy実行委員会