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動楽亭へ落語を見に行ってきた
子どもの頃から落語に親しんでいました。日曜の朝はABCの『なみはや亭』、さらには前番組の『米朝よもやま噺』をお布団で聞いてたことを思い出します。
そんな米朝一門の筆頭であった桂ざこば師匠が亡くなられたのが今年の6月です。ざこばさんが作られた寄席が動楽亭です。場所は新今宮、動物園前駅ジャンジャン横丁すぐ南です。ミナミの真ん中のオフィスの2階に寄席があります。
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ホール型の空間ではなく、フローリングの2間をつなげた家庭感のある寄席です。この高座に主に米朝事務所の落語家が登場します。当日14時に2500円を払うだけというシステムで、コスパは非常に良いです。
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訪れた日はこのような出演者でした。来週からざこばさん追悼ウィークだったらしいので、トリの吉弥さんの『蛸芝居』のフレーズ「ええ人は早よ死ぬわホンマに」はきっと、ざこばさんに向けたものでもあるでしょう。
桂歌之助さんの『道具屋』から始まる、新作落語には驚きがありました。道具屋のくすぐりを演じる直後に「ここがウケへんねん」というこぼしが挟まり、そのまま新人落語家にシフトするというメタな話です。
メタのある話の実装は本当に難しいと思っています。メタを考えるのは簡単でも、程よいバランスのメタとして提供できるのはすごいです。メタ構造のある一人芝居の実装として綺麗でした。
終りに、大興寿司に行って寿司を頬張って帰りました。楽しい一日でした。