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わしジオン式ガブギラマネロ

はじめましてわしジオンです。
ノートを書くのは初めてなので、わしジオンってどんな人?という方も多いと思いますがわしジオンという人物を端的に表すと
「カラマネロばかり使う変わり者のイベントオーガナイザー」です☺️
どれだけ変わり者かというと昨年の京都CL以降の公式大会は全てカラマネロデッキを使用したという筋金入りのカラマネロ使いです。

さて、じゃあそんなわしジオンが何の為にノート書くのか?🤔
→カラマネロデッキの布教です

そもそも京都CLも終わり来週には新弾発売という時期になりましたが
「ガブギラマネロ流行ってる割にレシピがあまり出回らないやん…🤦‍♀️」
なので自分のレシピや考察が少しでも参考になり“カラマネロデッキを使ってみようかな”と思う人が増えたなら嬉しいと思い公開する事にしました。

また初めての投稿の為、記事が読みにくいかもしれませんがその点ご容赦願います🙇‍♂️

1.デッキレシピ


2.わしジオン的CL京都環境読み

僕が京都CLにおいて使用者が多いだろうと読んでいたのは1.レシリザ  2.ピカゼク 3.ウルネクの順でした。
特にレシリザは直前のシティリーグでも上位を総なめにしており注目度も高く1番多いのは確実だと思っていました。
次いでピカゼクは先月頃から再流行しており関西圏で行われた自主大会やシティリーグにおいてかなりの使用率を誇っていたのでピカゼクを使用率で次点に数えました。
そしてウルネクは最盛期と比べると使用率はかなり落ちましたが、レシリザに対してかなりの有利を取れるという事で使用率は3番手くらいに落ち着くだろうと僕は予想しました。

そして環境に一定数以上の使用者がいるデッキとして[ゾロアーク派生][ジラサン][サナニンフ]を仮定し、それら6種のデッキに対して総合的に勝率が高いデッキに仕上げる事を目的としました。

3.ガブギラを選択した理由

カラマネロを使用するデッキの中で最も総合的に勝率が高いと判断したからです。よくガブギラは同系統のウルネクと比較されますが、僕が考えるガブギラの良さは
・耐久性
・場持ちの良さ
この2点集約されていると考えます。

1つ目は“耐久性”
 HP270というサイズはとても大きく、現環境では青天井デッキや弱点を突かれない限りほぼ一撃で倒される事はありません。
僕がガブギラについて1番に惚れ込んだポイントであり、この長所を最大限に活かすためアセロラを2枚デッキに入れる事を決めました。
2つ目は“場持ちの良さ”
 ウルネクの欠点は主力であるフォトンゲイザーを連打する為にはカラマネロを必須としている点でした。そのため相手にカラマネロから倒されていくと徐々にジリ貧の戦いを強いられます。しかしガブギラにはエネルギーをトラッシュするデメリットは無く一度動き出すと止まりにくい“場持ちの良さ”で一度流れに乗ると一気に相手のデッキを制圧することが可能です。

この2点に着目しウルネクと差別化を図ったデッキが上で紹介したレシピになります。

4.各メタデッキに対する相性

あくまでも僕の使用感だという事を先に述べておきますね。また[ ]の数字はガブギラデッキのそれぞれのデッキに対する勝率の目安です。
有利 レシリザ[8:2]
有利 ピカゼク[6.5:3.5]
不利 ウルネク[4:6]
有利 ゾロアーク[7:3]
有利 ジラサン[7:3]
不利 サナニンフ[3:7]

比較対象としてわしジオンが思うウルネクの各デッキに対する勝率は
有利 レシリザ[6.5:3.5]
有利 ピカゼク[6:4]
ミラー  ウルネク  [  ]
不利 ゾロアーク[4:6]
不利 ジラサン[4.5:5.5]
不利 サナニンフ[4:6]
というふうに考えていました。

実際に運用してみて、これまでカラマネロ系統のデッキが苦手としていたジラサンとゾロアーク系統のデッキに対してガブギラは強いなという印象を受けました。

5.特徴的な投入カード

・のろいのおふだ
有効な相手[対レシリザ][対ジラサン]
“回復対策” “非GX戦の重視”の2点から僕は、こだわりハチマキではなくお札を選びました。
 まず、ガブギラの弱点として真っ先に見えてきたのがアセロラや満タンの薬などで全回復されたポケモンで攻撃される事でした。これに対してのろいのおふだは回復された後にダメカンを乗せることができ、回復手段に対する対抗策として優秀でした。そしてこだわりハチマキと違い非GX戦においてもお札は有効に働きます。元々僕が長期間お札型の超バレットを愛用していた事もこの選択に大きな影響を与えていると思います。

・ゲンガー&ミミッキュGX
有効な相手[対サナニンフ][対ピカゼク]
このカードを入れたらサナニンフに勝てるとまでは流石に言えません(笑)しかし有るのお無いのとでは勝率に劇的に差が出るカードだと僕は感じています。
また、このカードを入れておくことで対ピカゼク戦などGXメインのデッキに対して多少下振れてゲームをスタートしてしまっても勝ち筋を作れるようになったり器用な動きが出来るとメチャクチャ強いカードです💪

・アセロラ(2枚)
特に有効な相手[対ジラサン][対ゾロアーク][対ウルネク]
  僕のレシピの真髄はここにあるんじゃ無いかなと思うところです。
“対戦中に1回は絶対にアセロラを使いたい”
その為の2枚です。勿論2回使えたらめちゃくちゃ強いです!負けそうな試合をこれで何度も凌ぎました😅
特に対ジラサンでは目まぐるしい活躍をしました。やはりカタログスペックでアサルトサンダー3回耐えるのはエグいですね。
また対ウルネクではギラティナとの殴り合いがとにかくしんどかったので勝率を上げようとするとアセロラは欠かせない存在でした。


6.カラマネロ初級講座

 カラマネロデッキを使う上での対戦の流れやコツを僕なりに説明します。そんな事知ってるよって人は読み飛ばして下さい(笑)

○基本的な戦い方
1ターン目の流れ
 最速で3エネルギーをつけて攻撃する準備をする。その為になんとしてでも1ターン目のうちに
[ジラーチ1、マーイーカ×2、ギラティナorガブギラ1]この4枚はベンチに展開したいです。
ただ、なかなかそんなにうまく展開できないですよね💦

その場合、持って来るべきポケモンの優先度を僕は決めていて(  ジラーチ >マーイーカ1体目>ギラティナ>マーイーカ2体目 )の順番です。
・何故マーイーカ2体目よりもギラティナを優先するのか
→毎ターンの手張りを重視しているからです。
毎ターンポケモンにエネルギーを付けるのはどのデッキでも基本ですよね?
でも、カラマネロを使い始めた人の多くがするミスに“手札の超エネルギーを全てハイパーボールやミステリートレジャーのコストにして手貼りをしない”というのがあります。
心当たりのある人も多いのではないでしょうか?
でもそういった動きは結果的に自分が攻撃を始めるターンを遅らせてしまう事が多く、更に超エネルギーの供給を全面的にカラマネロに頼ることにも繋がり相手にカラマネロが狙われた際のダメージが大きくなります。

基本的な動きを纏めるとポイントは2つ
マーイーカを並べる事ばかりに集中しないこと
手貼りは重要


○対戦を進めるポイント
1、「ジラーチは絶対に絶やさない」
相手にグズマでジラーチが狙われたりすることや、1ターン目に願い星を使ったまま逃げらられずそのまま倒されてジラーチが場から居なくなる事がかなり有ります。そういった場合は絶対に後続のジラーチを用意する事を意識してください。ジラーチを使わず1試合を戦い抜くのはかなり困難です。
・じゃあ1ターン目にジラーチが逃げれない時はどうしたら良いのか
→予め2体目のジラーチをベンチに用意する事である程度対策出来ます。

2、「自傷ダメージはギラティナに乗せる」
殆どの場合においてギラティナのシャドーインパクトの自傷ダメージはギラティナに乗せます。
ただし例外がおこり得るのが対ジラサン戦です。
・何故例外が生じるのか
→相手の主力技のアサルトサンダーでギラティナを倒す為に必要なエレキパワーを増やす為です。ギラティナに自傷ダメージを乗せてしまうとエレキパワー1枚で倒されますが、自傷をギラティナに乗せなければエレキパワー2枚使わないと倒せないので相手にとってギラティナはとても倒しずらい存在になります。
また同じような理由からギラティナを一撃で倒す事が難しい相手(炎ボルケニオンや非gxジガルデなど)と対峙した場合ギラティナに自傷ダメージを乗せない事があります。

3、「基本的にギラティナで戦う」
“序盤はガブギラとギラティナどちらで攻撃した方が良いの?”という疑問の声をよく聞きますが僕はギラティナで戦うのが最善だと思っています。
・何故か
→盤面の準備の整っていない状態でGXポケモンで戦うとアセロラ等で受けたダメージをケア出来ず、役割を果たす前に倒されて結果的にサイドレースで負けやすい。
また、このデッキはのろいのおふだがコンセプトなので序盤から超タイプのギラティナで戦うのが合理的ですね。

・じゃあ序盤からガブギラで戦う時ってどんな時?
→マーイーカが狙われる対戦
具体的には対ジラサンや対ピカゼク戦です。
これらのデッキも、早い段階からギラティナで攻撃出来るならそれに越した事はありませんが、こちらが動き始める前にマーイーカが倒されたり、早いタイミングからエネルギーがついたポケモンを倒されてなかなか技を使えない事が多いです。
そういった場合そのまま勢いに押されて何もできずに負けという場面をよく目にします。
しかしガブギラならば一撃で倒される心配をせず安全に序盤のゲームを組み立てる事ができ、相手がガブギラを無視してマーイーカを狙おうものなら無傷のガブギラが育つことになり相手にとって相当プレッシャーになります。


7.カラマネロ実践講座

[対レシリザ][対ピカゼク]
最後にわしジオンがCL京都で特に意識したこの2つのマッチアップに安定して勝つために自分が理想的な動きが出来なかった場合(下振れ、事故)の解決の糸口を紹介します。

・何故下振れを想定するのか?
基本的に僕が本番で引きが弱くて頻繁に下振れるからです😭

[対レシリザ]
レシリザに対してはギラティナがかなり有効で、そもそも有利なのでベンチに不用意にGXを出さないように立ち回れば基本的に勝てます。

じゃあ、理想の展開が出来なかったらどうやって凌ぐの?

1.お札トラップでチャンスを作る!
皆さんは技を打てずにターンを終える時ってどうしてますか?僕は大抵ギラティナをバトル場に出してエンドしています。
理想の展開出来ていないということは、少しでも今あるマーイーカやジラーチを温存したい場合が多く、そう易々と倒させる訳にはいきません
そしてその際にバトル場に残すギラティナに呪いのお札を貼っておくと後々ガブギラを用意できた際にチャンスが広がります。
ベンチを温存しつつ転んでもタダでは起きない
それがわしジオンです😏

2.ゲンミミGXを使う
ポルターガイスト、ホラーハウスのどちらの技も局所的にですが有効です。
例えば相手が油断して手札を抱えていればポルターガイストが物凄いダメージになりますし
例えば相手のレシリザにこだわりハチマキがついていなければホラーハウスを使った返しのターンにゲンミミが一撃で倒されることもありません、それに追加効果のドローは事故回避の手段として割と使う場面があります。


[対ピカゼク]
レシリザと同じく順当に展開が出来れば有利な相手です。可能ならば定石通りギラティナで攻撃してサイド差を稼ぎたいです。

問題は定石通りにいかない場合

1.ガブギラを中心に戦う
ピカゼク戦での一番の負け筋は相手が最速で攻撃してきてマーイーカが倒されてエネ供給が間に合わない事です。特に早々にタッグボルトを決められるともうお手上げ🤷‍♂️という場面がめちゃくちゃあります。
そこでガブギラの場持ちの良さを活かして凌ぎ切ります。ギラティナで戦うとせっかくエネルギーをつけて用意してもすぐにワンパンされるので後続の準備の為に早急にカラマネロを複数準備しなくてはいけませんが、対ピカゼク戦では相手のスピードが後続の準備をする隙を与えてくれないことが多いです。
ですが、ガブギラは一度用意してしまうとカラマネロ無しでも継続して戦う事が可能で更にピカゼクデッキの使う技では基本的に一撃で倒すことは不可能です。

2.ゲンミミGXを使う
ゲンミミGXは対GX戦での下振れケアが本当に優秀です。その優秀さは特にピカゼク戦において輝きます✨
まず、ホラーハウスGXが強い!ホラーハウスを使った返しの相手ターンにゲンミミを倒す事は実質不可能です。
その際を活用してベンチを展開するも良し👌
または追加効果を使い手札を増やしてポルターガイストを狙うも良し👌
また、攻撃技も超エネ2枚で使えるのでこのデッキのメインアタッカーが動かないエネの枚数でで攻撃出来ることも非常に優秀!