|花|
花の仕事に出会ったのは、大学生の時。
就職氷河期な上、姉や兄への闘争心が邪魔して、自分の将来がわからなくなってしまった。
良い会社に入れば、鼻高々かもしれないけれど、良い会社って何?という考えの私には、興味のない分野の仕事をすることは考えられず、時間がかかっても好きなことで商売をしたいと考えるようになっていた。
そんなある日、姉が入院し、花を買ってお見舞いへいくことになった。病室で花を渡し喜んでくれたその出来事が、私と花のはじまりだ。それからすぐに花屋でアルバイトをはじめ、そのまま就職。自分のお店を持つことを目標に突き進むこととなる。
そこからは幸せとどん底を繰り返し、引きこもり、鬱、、、も経験しながらどうにかこうにか。
波乱万丈ぶりは、またの機会に。