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湯木慧"狭間"English ver.


湯木さん、メジャー1stEP 『スモーク』発売おめでとうございます。

6月からのこの数ヶ月は、あなたのおかげで僕にとって特別なものとなりました。いつも、ずっと、ありがとう。
このブログでは湯木さんの新曲『狭間』に対する僕の想いを語ると共に、製作した英訳版の歌詞を載せようと思います。

動画はこちらから→


狭間 english ver.

Trembling the fingers, on my blank sheet

trembling the weak voice, in my dark shed

sheding the teardrops, between my bed sheet

everything is my life  but it’s going nowhere

Suffering from the fear and pain I only claim  "I need your help"

suffering from the fear and pain I'll get away with doing nothing

I'll get away with doing nothing

My life is art of love and selfishness

anytime regret my foolishness

I'm like "there's no something right

as well, there's no something wrong"

so please let me lose my way

It adds to my worries day by day


I breathe out someday,  not to be dead

My heart finds out I am on my last legs

I breathe out someday, not to be dead

but every my words bag me on that night

Whatever, wherever, I hope a lot, step by step I’m chained to the wall

Whatever, wherever, I hope a lot, I can’t make my day anything

I can’t be, I’m nothing

My life is ruin of love and selfishness

My mind pretends to be a figurehead

I'm like "there's no something right,

as well, there's no something wrong"

so please let me lose my way

It adds to my fears day by day


I have no strength to go on living

and I have no courage to suicide

Still I'm astray in the glorious days of long ago

Nor do I have a power, yes still I'm a coward

Just because this is fight against myself

everyday I tell myself

"yes I know, there's no something wrong

all the same, my heart wants to know"

This is fight against myself

Believe my "Answer" to choose my way!


My life is art of love and selfishness

anytime regret my foolishness

But I'm sure there's no something right

as well, there's no something wrong

Here I will let me lose my way

I’ll say "it is my life" night and day!

英訳 わしつ

訳者メモ

この曲の英訳と動画作成をするにあたって、まずはこの曲『狭間』との出会いについて書きたいと思います。
この曲を最初に聞いたのは2019年12月、湯木さんがキャスの中で歌ったものでした。
インタビュー等で既に語られていますが、2019年9月に、3日間何もせず、何も食べず、何を見ることもなく、キッチンに座ってただ泣いていたときに作った曲

初めて感じた「死」と、そこからなんとか紡ぎ出した言葉、

そのエピソードを語りながら弾いてくれたこの曲にはただならぬ力を感じて、気づかぬうちに目から流れ落ちる涙だけを感じていました。

僕も2019年の下半期は、遅い来る様々な変化や、様々な人との関係、自分との対話、選択しなければいけないこと、そこから生まれる想い、、多くのものと戦っていた時期でした。

その中で、湯木さんの10月末の路上ライブや、11月のHAKOBUne個展などに少しづつ力をもらっていたのですが、この12月のキャスで聞いたこの曲の歌詞こそが、そこからの戦いの一つの指針となってくれていました。

"正しいことがないのなら、間違いだってないのにな"
"答え合わせをしたがって"
"僕と僕の問題だ"

自分の導き出した答えの一つ一つが、矛盾や犠牲を伴い続けた時期の中で、何もかも間違い続けたと自己否定をしながら、正解を求めて彷徨い、血迷い、もがいていた自分に、正解も間違いもないんだと言ってくれたこの歌詞は、そこからの意思決定にひとかけらの自信を取り戻させてくれた言葉でした。

だから、この曲は湯木さんの作ったものですが、間違いなく僕の曲にもなっていたのです。

"英訳"という二次創作を『一匹狼』で初めてやったのも同じ時期だったので、いつか必ずこの曲も英訳をしてみたいと思っていました。しかしもちろん僕の中で、この曲のイメージの真髄は原曲の歌詞そのものです。そういう意味では、英訳などしない方が良いとも思ったことも一度や二度ではありません。ただでさえ二次創作はエゴの塊で、嫌う人もいるだろうし、ましてや本人がどう思うのだろうという悩みも尽きないことです。その中でも、ある種歌詞の改変をする「英訳」は重い何かがのしかかることだと思っています。

それでも今回この英訳を行なったのは、湯木さんのファンとしての僕「わしつ」の強力なアイデンティティが英語の教師であること、そしてこの界隈で行った最も象徴的な行為が湯木さんの曲の英訳なんじゃないかと思ったから、助けてくれたこの曲を、「わしつさん」として英訳しようと、そう思いました。完璧とは程遠いです。でも今できる最大限の力を込めて、僕の思う『狭間』のイメージを英語に直し、動画を作成しました。


歌詞についての解説はここではしません。押韻や湯木さんの他楽曲のオマージュといったものはいつもと同じくやっているので、探してもらえたらな、と思います。

また、タイトルですが、一匹狼の時の"Maverick"のような名前を付けていません。これはどうしても英単語に適切なものを見つけることができなかったからです。『狭間』という日本語を英訳するだけなら簡単ですが、そういうものではないと考えた結果、そのままにしてあります。

最後に今回も手伝ってくれたメンバーへ。Answerの英語版の時から引き続きのねいびぃさん、たかはたさん、耐水さん、たりさん。そして本家の音源がピアノであることを知ってから急遽メンバーとして依頼を受けてくれたとらみさん。ありがとうございました。僕の二次創作はゆきんこの仲間達無しでは決して成立しません。本当に感謝しています。

さて、僕は狭間の原曲を聞きに行こうと思います。聞いてくれた皆様の選択にも幸あらんことを…

"強くなるための心実だ"

鷲津

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