とにかくお金はつかおうと思った話。
私は、モノや経験、知識を買うときに本当にこれにお金を払う価値があるのか?ということを必要以上に考えてしまう。先のことを考えすぎて、もしこうだったら損してしまう…、もしこうなったら必要なくなってしまう…、とぐるぐると考えを巡らせてしまうのだ。
私はきっと人と比べてかなり優柔不断な性格なので、それをいつまでたっても決められずにいるうちに、忘れてしまったり売り切れてしまったりすることが多い。
それが最近、とにかくお金は使おうと思っている。
これは、悩む時間がもったいないから何も考えずに欲しいものを全部買ってしまおう!そうすればストレスフリーですよ!という無駄遣いを進める話ではなくて、自分が心から好きなもの、上手くなりたいこと、行きたい場所に行くことには集中してお金を使ったら得をする!と思ったから。
例えば、女の子で洋服が好きで毎月何万もお金を使って洋服を買ってしまう子がいるけど、彼女たちは毎月洋服を買わない人よりずっとファッションに詳しくて、オシャレ度もひと一倍。SNSで有名になってファッションリーダーになれるかもしれない。
また、お取り寄せスイーツが好きで日本各地のお取り寄せを食べている人は誰よりもそれに詳しくて、それが講じてブログで収入をあげられるかもしれない。
noteで言うなら、有料noteをバンバン買っている人は、有料noteの売り方とかに詳しくなって、有料noteの投稿で収益をあげられるかもしれない。
「買う」ってことは、それに対して人より「詳しくなる」ってことだと思う。
だから、やたらめったらなんでもかんでも買うのはダメだなと思うけど、自分が心から好きなもの、上手くなりたいこと、行きたい場所に行くことには集中してお金を使っていこうと思う。
その対象は人それぞれ違うけど、今の私にとっては「写真で仕事をすること」に対して。
今までの私は、どうにかしてお金を使わずに詳しくなったり上手くなったりしようとしていた。決して裕福な家庭で育ったわけではないし、生活費を削るのもしんどかったし、できることなら「タダで」と思うのは、お金に十分な余裕がない人なら誰しもそうだと思う。
だから、やったことのない分野の写真撮影についてはネットで検索して参考にするとか、作品撮りの時はスタジオを使わずにロケ撮影を多めにするとかしていたのだけれど、それではその分野に詳しくなるってことは難しいな、限界があるなと気づいてしまった。
お金を使わない代わりに時間は多く使っていたけれど、お金も時間も使わないとやっぱり専門的なところへは行けないと思う。
そして、お金を使って損してしまったということがあったとしても、それもひとつの経験、それに対する研究となって、後々活きてくるはず。
まあ、お金には限りがあるので、ちょっとずつですが期間を決めて投資をしていこうと思っています。
…ポートレート撮影のノウハウをまとめているマガジンです。
…女の子の故郷で撮影した写真です。
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