書き出し8/6
最近少し夏の暑さが落ち着いてきた感じがしませんか?
昼休み。コーヒーとコンビニおにぎり2つを買い、ああでもないこうでもないと小説について考えながら真夏の空の下、一人会社の周りを練り歩く。
このルーティンが始まったきっかけは特になく、ただ散歩してるときの方がアイデアがたくさん湧いてくるというだけのことだ。
まあ、一人の時間が欲しいという単純な動機でもある。
誰がためにボスは行くという作品は自分が作家を志した始まりの物語だと思っている。大学生の時、通学途中の中でスマホをいじる気分でなかった私はおもむろに妄想という名の創作を始めた。金もかからない趣味だったのでいつしか長い電車の時間をその妄想に充てるようになった。
それが周りに回って、今に至る。話の筋も設定も今とは大きく変わっているが、そうして産み出した多くの世界は未だ何一つといってよいほど形にできていない。これも遅筆な自分のせいであろう。
さて、三題噺といこう。
契約 触手 逃走 なるほど。これはなかなかよさそうだ
「触手」と聞いて何を思い浮かべるか。間違いなくエロだろう。
女の子に一方的な恥辱を味合わせるためのツールとして多くの男性たちに重宝されてきた。私はその流れを汲み取ろう。
契約によって 触手が ○○ といった流れが好ましいか。
問題は「逃走」だ。
何が、あるいは誰が逃走するのか、対象は一体何か。
ここは触手からの逃走ということでどうだろうか。
舞台は現代ファンタジー。まだまだ青い、チェリーボーイの主人公。
高校生の彼はある日瀕死の重傷にあってしまう。
その命と引き換えに契約を結ぶことを謎の存在から提案される。
彼は契約を飲み、命からがら生還する。
次の日の朝、彼の身体からは触手が生えていた。触手は自我がないもののなぜか女性だけに反応し、強制的に恥辱を味わわせる。彼はこの謎の存在をコントロールし、無事愛しのあの人に告白することが出来るのか!?
みたいな感じでいかがだろう。もっとほかにも面白く出来る可能性を秘めている良い組み合わせだったと思う。
今日も今日とて5時間睡眠。仕事もゲームも小説もやりたいことが多すぎて睡眠時間くらいしか削れない。ああ、労働から解放されたい。
ああ、小説だけで食っていきたい。
欲というものが人の生を突き動かす。生きがいも縁も作るもの。
ある意味では今が最も幸せかもしれない。