1986年『スタントマン愛の物語』① 9 wasenobu【全盛期JACファン歴】 2022年12月11日 10:02 1986年(昭和61年)4月、新宿コマ第Ⅴ回JAC公演第一部、ミュージカル『スタントマン愛の物語』 新宿駅から歌舞伎町に向かい、突き当たると見える新宿コマ劇場の壁と垂れ幕、何回来てもワクワクした。 劇場の客席に入ると、自分が出演するわけでもないのになぜだか緊張!幕の向こうからJACメンバー達の「ジャック〜!ファイト、オー!ファイト、オー」と聞こえると、客席から拍手がパラパラと「これは別に拍手しないでいいんじゃねえの?」なんて思いながらも、気分が高揚して拍手したくなる人達の気持ちもわかる気がした😁 アナウンス担当の女性による「これより、千葉真一企画・監修、青井陽治作、新美正雄演出、ミュージカル『スタントマン愛の物語』を開演致します。どうぞごっゆくりと・・」という音声が流れると、興奮はMAX! オープニング、千葉さんのナレーションとともに、今までの数々のアクションシーン・スタントシーンがスクリーンに映し出された後、『スタントマン愛の物語』とタイトルが表示され、曲調は一変!新宿高層ビル群が映し出され、その後画面には並木道が。その並木道の向こうから誰かが走って来る。 そして、そのスクリーンの中から、 その走ってきた若者が、舞台に現れた! この物語の主人公、タケシ!演じる真矢武さんは前月、19歳になったばかり!JAC入団3年目を迎えたばかりの若手が新宿コマJACミュージカルの主演!オープニングから数分間続く1人芝居《タケシの夢と現実》という場面タイトルがつくこのシーンで、一挙に持ってかれた。 オープニング曲『星をめざして』だけど、当時4回観に行った記憶だけで、その後レコード化・CD化される事も一才なかったので、曖昧で部分的な記憶のみ。メロディーは結構覚えてたけど歌詞が💦出だしの「あ〜んなに〜」とサビの「ザ・スタ〜!星との〜出会いが〜!」と後半の「星をめざして〜、星をめざして〜、いま〜!」以外はサッパリ思い出せず(^◇^;) 《この間、バックのスクリーンには、高層ビル街にてストレッチ等のワークアウトをこなすタケシの姿が映し出されていた。》 しかし、35年の時を経た、2021年、真矢さんによってその歌詞を蘇らせていただいた。 「あんなに高い空にいて、あんなに明るく光る星よ。夜空を飾り、はるか地球を目指し、人の心をときめかす星。ザ・スター、星との出会いが、ザ・スター、僕を変えた。星をめざして、星をめざして、今、歩き始めた僕」誰が何と言おうと、最高名曲!😭【画像提供:真矢武さん】 そして、ブランコからの背面落下の場面。 高さは5〜6m?でも毎回(公演中40回以上)暗闇の中での落下スタント。 これだって、バランス崩せば右半身か左半身からの落下、下手したらバックドロップされた様な落ち方になるのでは? だから、これも真矢さんのスキルの高さだと長年思っていたのですが、真矢さんにその事を言ったら 「あれは、手を離せばいいだけだから大した事ない。」との事でした(^◇^;) JACのメンバー達のトレーニング場面!あちらでは殺陣の稽古、こちらではアクロバット、向こうでは飛び降りの訓練、そっちではダンスのレッスン!目まぐるしく展開される集団パフォーマンス、どこを観て良いのか困ったけどワクワクした😁 トレーニング場面での伊野口(井野口)さん。今回の舞台は、JACブラザーズの砂川真吾さんは、足の負傷のために出演せず。残念😭 物語の設定上、アクションやトレーニングをするシーンが多く、台詞を言いながらや歌ったり踊ったりと絡めたり、これ以上重労働な役って他に無いだろと思った。 この腹筋運動のシーンも、台詞や歌と続いてたはず。 今回の準主役、ミカを演じるのは、真矢さんと同じく14期生の村松美香さん。ジャスピオンにゲスト出演された時は誰だかわからず観てたから、この公演にて初めてそのお名前とお顔を認識した。初演で志穂美さんがやってた役の様な位置付けかな?この時若干17歳! 真矢さんも村松さんも、フレッシュだけど、ド新人という感じではなく、堂々と、そして若々しく舞台上で躍動してらした。 村松さんの「♪素敵なヒーロー、あ、ヒロインか!」という台詞?歌い出し?も、何故だか何年経っても覚えている。 この写真、同じく14期生の西田さんや小山さんの姿も!☺️【画像提供:真矢武さん】 春田さん、山本さん、黒崎さん、ドンと、ガンと、ボンというちょっと抜けた先輩達の役。「♪星くずブル〜ス〜、」と3人で歌っていた。【画像提供:真矢武さん】 皆が崇拝する高原先輩を演じるのは、初演時には主役だった真田広之さん。ベテラン勢は皆今回は脇役。当時、大全盛期のJACにおける、最高峰の催し、新宿コマJACミュージカルにおいて、ベテランを全員脇に回して、真矢さん、村松さんを筆頭に、若手を前面に出した作品。でもそれが凄く良かった。【画像提供:真矢武さん】 志穂美さんは、冬木ひかるというスターの役。「LOOK AT ME 」という歌を歌っていた。これもまた良い曲だった記憶あり。 若手メインだから、もちろん千原麻里さんも出てた。 千原さんのファンの方、ホレ!千原さんの写真😁 もちろんJR-Ⅲの3人も!この御三方と藤大介さんが、ダンサーの役。 ダンスのシーンも良かったな〜。JACミュージカルも4年目、昔は体操っぽかったJACのダンスも、この14期生の方達を筆頭に、謝珠栄先生の振り付けをカッコ良く踊ってらした。 大葉健二さん演じる、元スタントマンで、現在は体育館の管理人の吉岡、吉岡の指導で、トランポリンによる一回半捻りに挑むタケシ! #JAC #ジャパンアクションクラブ #千葉真一さん #真矢武さん #真田広之さん #新宿コマJACミュージカル #伊野口和也さん #黒崎輝さん #大葉健二さん #千原麻里さん #スタントマン愛の物語 #村松美香さん #志穂美悦子さん 9 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート