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防災絵本 第3弾 作成中!

こんにちは、えほん班です。
今回は現在えほん班が取り組んでいる活動についてお話します!

防災絵本シリーズ第3弾

えほん班では学生が作る防災絵本シリーズというものを作製していて、現在は第3弾となっています。過去2作は津波をテーマにしたものでしたが、今作は洪水をテーマにしています。

テーマ

今回取り上げた災害は2019年に発生した台風19号による千曲川の堤防決壊です。皆さんはこの台風を覚えていますか?台風19号は関東甲信越を中心に全国的に大きな被害を出しました。東京では多摩川周辺の地域で浸水が起こり、タワーマンションでも下水が逆流し、浸水が起こったことは印象に残っているのではないでしょうか?
他にも広範囲にわたって被害が起きましたが、中でも長野県長野市の長沼地区では千曲川の堤防が決壊し、まちが水に沈むほどの大災害が発生しました。車両基地に待機していた新幹線が水に浸かり、大きな被害が出たことでも有名です。

こうした災害で同じような被害が出ないように、この災害を世界に発信していく必要があると思います。私たちはこの災害を絵本という媒体で世界に発信するために取り組んでいます!

えほん班の活動

災害の様子をリアルに伝えるため私たちは昨年2022年の8月に長沼地区に訪れ取材をしました。
被災した小学校やお寺の方に話を聞いたり、千曲川や堤防、長沼のまちを実際に見ることで台風19号について深く理解をしました。

被災した小学校の二宮金次郎像。この金次郎の腕辺りまで水に沈んだ。

帰ってから取材内容をもとにストーリー作成に取り掛かります。しかしここから苦戦を強いられます。帰ってから最初に作ったストーリーは2~3か月ほど練り上げ、絵を描いていたのですが、結果これはボツとなってしまいます。
次にえほん班のメンバー全員で一からストーリーを作ったのですが、上手くまとまらず、これもボツとなるのでした。。

新体制

2回のボツを踏まえ、2月から新たな体制で取り組み始めます。
ストーリー案を2つ作り、コンペ形式で選ばれた方を採用するという特殊な形でストーリーを決定しました。
途中絵本作家さんからのアドバイスや、大学教授への質問、WASENDメンバーへのアンケートなど行いながらも、何とかストーリー案の決定まで取り付けました。
決定したストーリーはいずれお伝えしますが、ざっと長沼に住むはなちゃんが災害で経験した物語となっています。

主人公のはなちゃん

現在は出来上がったストーリーの絵と文章を作成し、色塗りの作業を始めるところです。
10月頃完成を目標に最後の追い込みを行っています。どうか応援よろしくお願いします!!

お問い合わせ

活動にご興味のある方は各種SNSやホームページをご確認ください。
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