好きでもないのにまた同じ町にやってきて同じ行動をしている。現実のことであるのに非現実的な世界を永遠と繰り返しているような気分だった。終わりがいつかだけでもこっそりと教えてくれたのなら何度だって繰り返す自身はあるが、結局の所ここが終わりだと断言できる人間は誰一人存在しないのだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?