Waseiはなくなったら困るものになりたい【鳥井×くいしん2/5】
Waseiコーポレートサイトに掲載されているの社員インタビューの全容を、第2回に引き続き公開しています。
話し手は弊社代表の鳥井さんと編集部のくいしんさん。聞き手は、コーポレートサイトをつくってくださった株式会社Lucky Brothers & co.の下津曲 浩(しもつ)さんです。
第1回では、チームで仕事をすることについて鳥井さんとくいしんさんが語っています。「自分で自分を鼓舞し続けることは難しい」と言うくいしんさんに対して、鳥井さんは「そのために共同体が必要なのではないか」と答えます。第2回は、その続きから公開していきたいと思います。
Waseiをなくなったら困るものにしたい
鳥井 自分の力だけで自分を鼓舞することの難しさは僕も共感します。己を奮い立たせることって、お金の関係でつながっているクライアントじゃ無理なんですよね。
じゃあ仲が良いクライアントならいいのか?となると、それもまた難しいんじゃないかと思います。信頼関係があることを前提に、チームのみんなのためとか会社全体のためとか思って行動したくなるような共同体がないと、継続して鼓舞しきれないと思うんです。
最近、少しフリーランスブームや副業ブームが来ているじゃないですか。もっと個性を出してやっていきましょう、という流れだと思うんですけど。でもこれ、絶対に揺り戻しが来ると思っているんですよ。もっとチーム組んだ方がいいよって話に戻るんじゃないかと考えています。
しもつ どうして揺り戻しが来ると思うのでしょうか?
鳥井 僕もこれまでに業務委託をやっていたときに思ったんですよ。今の世の中、社会保障や社会福祉もどんどんあてにならなくなっていく中でひとりで仕事をしていた場合、もしものときに頼れるのが、家族しかいない状況になってしまうんだなって気づきました。
しもつ うーん、たしかに。
鳥井 そこで地方創生みたいな文脈で地方自治体や村社会が機能するかもしれないですけど、国が貧しくなってその大きなパイプがダメになっちゃうこともある。
そんなときにたとえば旦那さんが亡くなったとか、子どもが病気をしたとか何か大きいネジが一本外れてしまったら、生きていけなくなってしまうんじゃないかと思うんです。それはもう起きている未来だと思うけれど、だからこそ「そのときに頼れる共同体がチームならいいな」と僕は思っています。
しもつ なるほど、心の拠り所みたいな場所として機能するチームにしたいんですね。くいしんさんは、これまでジョブチェンジをしていろんな組織のチームに所属してきたと思います。その視点から見て、Waseiはどうでしょう。チームとしての質の違いを感じたりしますか?
くいしん 感じますね。信頼感の厚みが違うんじゃないですか? どういうことかというと、まずWaseiがある種のベンチャーだとしたら、ベンチャー企業って、ビジョンがあるじゃないですか。そのビジョンにどれだけ共感してるかがチームの信頼感の深さに繋がるのではないかと思うんです。で、僕以外のWaseiの4人は
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