【同棲日記#23】ふたり暮らしの一大イベントは、あるものを買うこと

どうもこんばんは。選書サービスはじめなよ、と彼女に勧められているタクロコマです。

これはきっと今読むといいよ！と、彼女に勧める本には定評があるようです……。

さてさて、今回は#22でくいしんさんにアドバイスいただいたハレの日の過ごし方について。

彼女とぼくのハレの日って、なんだろう。考えてみて、ありました！　まずひとつ。僕らは春から夏にかけて、毎年必ず大きな買いものをします。

買うのは、食器です。
食器選びというのは、一大イベントなのです。

ふたり暮らしを始めると意識が向き始めるふたりの道具。その筆頭が、食器。毎日ふたりで使い続けるものですもんね。

僕らは笠間や益子の陶器市や、旅先で買うことが多いです。ふたり暮らしの生活道具選びはおもしろいですよ。

それは自分の好きと相手の好きをぶつけ合う戦みたいなものなので、仕事で「これがいい」というのをお互いが意見を出し合いながら選んで作っていく作業に似ています。たった一枚のお皿を選ぶのに、ひとりで選ぶ時の3倍以上時間がかかる気がしますが、まぁそれも、自分だけで決める時とはまた違う良い経験です。

ただ食器を買うだけのことだけど、ものの選び方ひとつで見えてくるのは、相手の考え方、大切にしていること、最近の気分。お互いの好き嫌いや価値観がよーく見えてくるのが、食器選びなのです。

（今年買った食器）

ふたり暮らし、何かがおかしい時に知らせてくれるのが陶器