【待てない男女イベント告知】連載を始めた理由と、今どうしてもやりたいこと
お疲れ様です。立花です。
現在、「待てない男女」という連載を「もとくらの深夜枠」限定で行っています。以前からお付き合いのあった、中條美咲さんと個人的におしゃべりしていた話題から派生し、「こんな連載やりたい」とご提案させていただいたのでした。
今日は、この連載をやろうと思った経緯と、連載をやるうちに「これやりたい!」という思いが募り、実施することになったイベント告知をさせていただければと思います。ちょっと長いけど、読んでいただけるとうれしいです(._. )
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もとくらでは、「ぼくらの学び」という企画を公開中です。
■これからの暮らしを考えるために【ぼくらの学び】特集、はじめます。
各々がテーマを持って、学びたいことを先人に聞きに行くという連載なのですが、編集部一人ひとり、テーマをいくつか持っています。
わたしは「子どもをたすきがけしながら働くにはどうすればいいか」、つまり子育てと仕事の両立についてと、「アートで私は救われるのか」という抽象的なテーマふたつを掲げました。
その前者の「子育てと仕事」について、5名の女性にお話をうかがっていくうち、わたしの中での「子育て神話」「母親最強説」のようなある種の先入観が、ガラッと変わってしまったのです。
「働きながら子育てする=正解の幸せ像」だと思っていた
というのも、みなさんに共通しているのは“自分の人生自分で決める”スタンスだということ。そして“子育てや母親になることに対して過剰な期待や理想を抱いていないということ”。
どちらも当たり前のことなのですが、わたしはどこかで「子育てしながら働く母親が正解」だと思っていました。それが“正解の幸せ像”だと。
でもそれってつまり“像”であってイメージで、しかも正解かどうかは正直誰にも分からないんですよね。わたしはそれまで、他者に向けて「これが幸せの正解例ですよ」と単に示したかっただけなのかも、と思うようになりました。同時に、「誰かに物差しを握られた生き方なんてつまらない」とも。
そう気づいてからは、以前ほど強く「母親になりたい!」とは思わなくなり、小さい子供に対して前よりかわいいと思わなくなりました(笑)。いいか悪いか分かりませんが、思い込みを取り払ったゼロの状態に、やっとなれた、という感じです。
母親になることと結婚することは別個なのでは?
また、「子育てしながら仕事してるママが正解」という思い込みと同じくらい、「ママになるなら結婚しているでしょう?」という暗黙の了解があることも感じていました。
というか、そもそもわたしは考える順番が逆でした。
母親になりたい → 一人で子育ては大変? → じゃあ結婚したほうがよさそうだ → いつ結婚しよう? → 体のことを考えたらそろそろ・・・ → でも結婚は一人でできるものじゃない → やばくない!? 時間ない!!
みたいな。
でも、「母親になるということと、結婚するということは、必ずしもイコールではないのではないか」と思うようになったのです。
それは、科学技術の発達(WIREDとかで遺伝子やクローンの類の話を読むのが個人的に好きなのもあり)を目の当たりにしたり、家族という集団の形態や、働き方の多様化を身を持って(移動する編集部として本当に身を持って)感じたのが理由です。
必ずしも母親にならなくてもいい。
そう気づいてしまうと、先程の矢印がかなりオカシなことになります。
母親には特になろうとは思わない → 何してもいい!(終了)
結婚もしなくてもいい。自由だ。
そう腑に落ちたとき、わたしの周りで「結婚したい!!」と焦燥感に駆られている同世代からちょっと上の世代の、主に女性たちに対して「そんな焦る必要なくない??」と違和感を覚え始めました。
彼女たちの多くから、わたしが話を聞くうちに「結婚したい」という言葉の奥に「結婚しなくちゃいけない(女として)」という強迫観念のようなものを感じたからです。
これが「待てない男女」という連載を始めようと思った、経緯です。
お節介おばさんになります
「待てない男女」を始めるにあたり、連載相手の美咲さんといろいろお話したのですが、そのなかで出てきたのが「(結婚してもしなくてももはやどっちでもいい時代だけど)それでも結婚したくて悩むひと、パートナーがいなくて自分を責めて傷つくひとがいるのはおかしい」ということ。
なんというか、不毛です。とても。切ない。
だって悩む必要がないことで悩んでいるんだもの。
しかも、結婚するって言ったって、それは一人でできることではないのです。同じタイミングで結婚したいと思っていて、しかも長く一緒に生きていける人と出会うなんて、まー簡単なことじゃないと思います。
そもそも「結婚」という行為自体、ものすごく時間と労力がかかるものなんですよね、結婚したことないけど(笑)! ただ籍を入れたいだけなら、お金を積んだらいくらでもできるんじゃないかしらとか思っちゃいますね(犯罪ですか?)。頭の中の“結婚像”ばかりどんどんどんどん膨らんで、恋に恋する若乙女、なあんて笑える話ではなくなってしまいます。イメージばかり具体化されて理想ばかり高くなって、現実との乖離が激しくなるばかりだからです。
寝転がって「結婚」を待っていたって未来は一切変わらない。そういう意味では「待たなくていい」。
不毛な悩みに心をすり減らす人がこんなにいるくらいなら、悶々としている男女を救いたい。
というわけで、非常に余計なお世話ですが、わたしはお節介おばさんと化して、「待てない男女の夜会」というイベントを、都内でこっそりと開催したいと思います。
お酒を飲みつつ、新しい“パートナー”を見つけようという夜会です。
結婚ってなんだろうと考えている人、結婚に対する焦りが収まらない人、社外の人と知り合って息抜きしたい人でもOKです。
「待てない男女」の連載をご購読いただいている方の10人限定で、第1回はこっそりと開催します。
イベント概要
時期:12月10日(土曜日)
時間:19:30〜21:30(22時完全撤収)
場所:Hi! MONSIEUR
参加人数:10人(男5、女5)
※※少人数開催のため当日の欠席が出てしまうのは極力ご遠慮ください。 もしどうしても行けなくなってしまった場合は代理の方を立ててください。
料金:3,000円(懇親会+軽食・アルコール含む)
参加申し込みページ:(※以下の有料範囲にお申込みページのURLがございます。継続課金マガジンは初月無料ですのでぜひご登録をお願いします)
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