【クレイジーJAPAN】占いってカジュアルなカウンセリング?しいたけ占いから考えてみた
旅と文学と映画と美術について書くブロガー・ライターのチェコ好きさんの連載。「クレイジーな日本」の話をしています。今回は、元汚部屋住人ややこさんの取材を終えて、次はチェコ好きさん、どうやら占い師さんに取材をしたいそうです。
◎過去のクレイジーJAPANへのリンクです
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※冒頭は前回の振り返りから
チェコ 占いって、どれくらい信じてますか? もしくは、信じる信じないとは別次元にあるものだと思っているとか、何でもいいんですけど。
くい んー、ある程度信じているところもありますね。というのは、ものによるけど占いって統計学が基になっていたりするじゃないですか。「統計的にこの時期に生まれた人間はこういう性質」っていう話。ただそれを信じたところで、自分の生き方に何か影響を与えるかというと、そうではないですね。
小山内 私、自分の占いの結果は全然信じないんですよね。たぶん、自分のことは自分やリアルな友人が一番わかっていると信じ切っているんです。でも一方で、人を好きになるとすぐ相手を占いにかけますね(笑)。
自分にとって不確かな、情報の浅い人ほど占いをあてにして当てはめてしまいます。そういう意味ではチェコさんのいう通り占いは別世界というか、私にとって神様に近い存在かもしれません。
チェコ 小山内さんの考え方は面白いですね〜。自分のことは信じないけど、関係が浅い人とか、もっと知りたい人のことは占うんだ。でも、それわかるなあ。私は、特に自分のことに関しては、占いって結局すべて、誰にでも当てはまることをいってるバーナム効果でしかないって思っていて、信じてないんですよ。
※バーナム効果とは
誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分だけに当てはまる性格なものだと捉えてしまう心理学の現象。
by Wikipedia
「好奇心旺盛ですが、ときに慎重になることもあります」みたいな、誰でもそうでしょっていう(笑)。「ひとりでいることを好みますが、さみしがりやな一面もあります」とか。だって星座占いとか、同じ期間に生まれた人の性格が似るとかありえないじゃないですか。
で、信じてないんですけど、それでも占いに惹かれる人が多いってのは、私なんかわかるんですね。しいたけ占いとか。
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