【交換日記】53-9 高山琴

交換日記

あけましておめでとうございます。2025年になりましたねー今年は厄年なので、ひっそりと過ごそうと思います。

ウィンドを始めてから8ヶ月が経ちました。最初はセールアップすらうまくできなかったり、ジャイブが怖くて、先輩から「ジャイブしてみよう」と言われるのが苦痛だったりしましたが、今では少しずつですが海面も見えてきて、ブローを掴みに行けるように頑張っています。
成長を実感できて嬉しい一方で、3ヶ月後にはエキスパとして先輩方と戦わなければならない現実に、少し不安も感じています。ビギナーが出場制限されるようなコンディションでも、エキスパのレースは普通に行われ、支部戦のような過酷なレースに参加しなければなりません。エキスパはとてもハードな世界だと感じてます。

少し話が変わりますが、作曲家の友達と話していたことがウィンドと向き合う姿勢に似ているなと思ったので、シェアさせてください。
その友達は作曲家であり、自ら演奏も行い活躍しているすごい方なのですが、以前演奏会でうまくいかないことがあった際、「自分は演奏家ではなく作曲家だからなぁ」という考えがよぎったそうです。
でも最近、友人の演奏家に仕事を依頼したとき、「あなたの曲をちゃんとお客さんに届けるには1年かかるから待ってほしい」と言われ、逃げずにしっかりと向き合う姿勢に感銘を受けたそうです。真っ向から立ち向かうことは音楽でもウィンドでも共通して大切なことだと感じました。

私自身、来年からエキスパになります。その中では一番下の学年であり、先輩方と同じ土俵で戦っていくのは正直怖いです。でも、もし「一番年下だから」と思って逃げるような考え方をしてしまったら、それは自分の中で逃げ道を作ってしまうことになると思うので、どんなに差を感じても逃げずに向き合いたいです。以前の交換日記にも書きましたが、私はたまに逃げたくなっちゃいます。それでも、しっかりと向き合って後悔しないようにウィンドをやり遂げることを目標に頑張ります。

3ヶ月後からエキスパとしてしっかり戦い、ライバルとして先輩方と切磋琢磨できるよう、春練を頑張ります！
これは逗子市長杯で初めて先輩方のかっこよさを実感した時の望遠鏡越しの写真です！ウィンドってめっちゃ素敵なスポーツですね！

高山琴