【#Real Voice 2024】 「結果」 4年・泉颯
時が経つのはあっという間で、あと数週間で私の大学サッカーが終わる。
(1週間前に引退試合的なものをしたような気もしないでもないが、、、それは置いとく)
そしてア式蹴球部での大学サッカーが終わるに伴い、私の部員ブログもこれで終わる。
最後の部員ブログは、私が今まで21年7か月生きてきた中で最も実感したことについて話そうと思う。それは
「結果がすべて」
ということだ。
結果の方が大事か、もしくはそれまでの過程の方が大事か
これは多くの人の意見が分かれることだろう。
よく大人は「過程や準備が大事だ」と言うが、私はこれまでの生活を通して、過程や準備よりも絶対に結果がすべてだと思う。
私がそう思うようになったきっかけとしては、やはりサッカーというスポーツをやってきた影響もあるかもしれない。
どれだけ自主練習をして、食などに気を遣って良い生活を送っていても、練習や試合で良いパフォーマンスをしなければ誰にも評価はされないし、試合でどれだけ良い試合運びができて、どれだけ綺麗に相手チームを崩して、どれだけシュートを打っても、点を決めて勝つという結果を出せなければ意味がない。
負けた試合で得られるものも多くあるとは思うが、やはり試合に勝たなければ成長も何もないと思う。
結果を出すからこそ、それまでの練習や準備に意味があり、それを次に活かせると私は考える。
私が「結果がすべて」だと考えるようになったのは、スポーツの影響もあるがそれ以外のことでも多く感じてきた。
例えば、勉強でもそうだ。
どれだけ多くの時間勉強をして、どれだけ工夫をして勉強しても、テストで点数が取れなければそれはただの自己満足だし、試験に合格しなければ意味がない。
実際にこれまでの学校生活では、真面目に授業に取り組んでいる人よりもテストの点数が高い人や試験などに合格した人の方が評価されてきた。
スポーツや勉強以外でも就職活動や恋愛などでもそうだと思う。
いくらOB訪問をして、その企業のことを調べて、たくさん面接練習をしても、内定をつかみ取らなければ意味がない。
いくら好きな人にアプローチをして、好きになってもらおうと努力をしても、結局好きになってもらわなければすべて自己満足で終わってしまうと思う。
このように多くのことで「結果」というものが1番大事だということを実感してきた。
もちろん結果を出す為に良い過程、準備を行うことは大切だと思うし、良い過程がなければ良い結果も出せないとは思っている。
しかし、どんなに良い過程を辿っても結果を出さなければ意味がないし、逆にすべてにおいて結果を出すことができるのなら多少過程や準備はおろそかでも良いとも思う。
私がこのように考えるのはまだ学生だからかもしれないが、社会人になってもあまり変わらないと思っているし、社会人になっても「結果」にこだわって生きていくと思う。
「結果」という面で考えると私のサッカー人生は、大きな大会で優勝したわけでもなく、全国大会の試合に出場したわけでもないので、あまり上手くいったとは思えない。
しかし、これまでのサッカー人生が決して無駄だったとは思わないし、むしろ結果は何も出せなかったがサッカーをやり続けて良かったと思う。
そう考えると私の人生で初めて結果よりも過程の方が大事だと思った経験かもしれない。
こうした結果よりも過程の方が大事だと思えるような経験や出来事をこの先の人生で、もっと味わえることを楽しみにして生きていきたい。
次の部員ブログの担当は、ア式蹴球部で1番大きいサンフレッチェ広島内定のヒル袈依廉(4年・鹿児島城西高校)です。
「キィパァ~」という独特の掛け声でいつもチームを救ってくれる彼。そんな彼が部員ブログではどのような個性を出してくれるのか非常に楽しみです。
【過去の記事はコチラ↓】